いかに行動を出来るか?
こんにちは、茨城県北茨城市
バーバーショップゲイン
佐藤たかひこです。
私にはgainの仕事の他に
50歳まで
『理容師を応援するコンサルタントになる!』
という目標があります。
その目標ための勉強の一つに
『コーチング』があります。
そのコーチング力を身につけるための
先日、トレーニングに参加しました。
その時に感じたことを
今日は書こうと思います。
その模擬コーチングセッションでは
まずコーチ役の人と
クライアント役の人の
2人が選出されます。
で、
クライアント自身が
今、悩んでいることを
コーチ役に話します。
コーチ役は
質問を繰り返していきます。
問題に対して今回、
相談した理由を質問します。
上手くいっている時は
どんな時?
上手くいかなかった時は
どんな時?
どんな状態になっていたら
上手くいっているなと感じるの?
私もそうですが、
自分の事って案外分からないものです。
コーチ役は、
当事者の意識にはないことを
気づかせてくれる質問を投げかけていました。
途中から私は
そのクライアント役が具体的に
行動しやすい提案ばかりが
頭に浮かびました。
しかし、
そのコーチ役の人は
私が思い浮かべた質問ではなく
クライアントの頭にはないような
視点で質問を投げかけます。
途中、私はこう思いました。
『なんか抽象的だな・・・。
なんか分かりにくいな・・・。』
そんな感じでその模擬セッションは
終わりました。
模擬セッションの後、
私は思いきって質問をしました。
『○○さん(コーチ役)の質問は
あいまいな感じで
クライアントが具体的に
行動出来ないように感じました。』
すると
コンサルタントの師匠は
こう言いました。
『一番大切なのは
クライアントが”行動”できるか
どうかです。
もし、タカさんが
こうすれば良いのに!
って思ってそれを伝えても
クライアントが
”それはやりたくない!”
と思って行動しなければ
意味がないです。
大切なのは行動を促せるか
どうかです!』
私は自分自身を振り返りました。
我が家の長男は
とても飽きっぽく
勉強をしていても
すぐに集中力を切らし
ふらふら遊んでしまいます。
その度に
『もっとこうやったら!』
とか
『これが終わるまでは
遊ぶな!』
などど強制的な言い方を
していたな~。
結局、私がどんなに
長男に言おうが
長男が行動しなければ
それは同じ事なわけで・・・。
いかに長男が
行動が出来るような
声をかけていけるかが
ポイントだったな・・・。
では、どうすれば
よかったのでしょうか?
それは、相手に質問を
することです。
相手に質問をして
考えてもらうことが大切です。
考えてもらい
これだったらやってみようかな!
って思えることを認めて
それを応援することが
コーチの役割です。
親だとどうしてもありがちですが
答えを親が持っていて
ついつい
『なんで○○しないの?』
とか
『こうやれ!』
というような決めつけをしてしまいます。
つまり親の意思通りに
行動をさせようと
しているんですよね。
他人同士はもちろん、
たとえ親子であっても
誰かにコントロールされていると
感じたら嫌がります。
だからこそ・・・、
相手に質問をして
行動を促せるコーチが
必要なんですね。
すごく勉強になった時間でした。
それでは、また明日。