お客さまにやりたい髪型の画像を見せてもらったら

 

こんにちは、たかひこです。






今日の記事は私の考えていることを
書こうかと思います。





お客さまにご希望の髪型を
伺っていると

ほとんどの方がやりたい髪型の画像を
スマホで見せて頂けます。






その画像の髪型を
ベースに細かくオーダーを
伺ってカットしていきます。


先日お客様から
『よくこれを見ただけで
カットが出来ますね。』
というお言葉を頂きました。






今日はなぜ
髪型の写真を見ただけで

その髪型がカットできるのか
お伝えしたいと思います。






結論から言いますと



美容師さんのカットを学んでから
画像を見ただけで出来るようになりました。








順番に説明をしましょう。






私は理容のカットの
勉強をして

男性の髪型を
ひと通り作れるように
なりました。
(正確にはなったつもりでした)






しかし、







突き進めていくと
自分の足りないところに気づきました。


そして


美容師さんのカットの
勉強が必要だと感じ
そこから学び始めました。




その学びの過程で
カットの構造について
理解が出来るようになりました。








例えばこんな髪型のオーダーが
あったとします。














で、






この髪型を見て
この髪型はこんな仕組みで

出来ているんだなと
設計をします。






 






理容師として
お客さまの髪型を
たくさん担当してきた私ですが、


こういう仕組みというのは
美容師のカットで本格的に
勉強をしました。






というのも
男性の短髪スタイルって
一種の彫刻のようなもの。


いかに削って
いかに残すかが勝負!


そんな感じでした。



ところが



長めのスタイルを学び始めると
その彫刻のような感覚が
使えなかったんです。








短い髪型は
切ったままの形がダイレクトに
見えるのですが、


長めの髪型は
ダイレクトに見えなからです。






なぜなら長い髪型の方が
構造が複雑だからです。







例えば日曜大工で
お父さんが木材を買って来て

箱を作ろうとした場合、
板を4枚合わせれば
作れるって想像できます。







でもお家を作ろうとしたら
構造が複雑で分からないですよね?







だから設計図というのが
必要になります。






このカットの構造というのは
家づくりで言えば
『設計図』のようなものです。











これが慣れてくると
髪型の写真を見ただけで

髪型の構造が
頭に思い浮かぶわけです。







しかし、






ご希望の髪型を
写真通りに再現すれば
良いわけではありません。







大切なのは
そのお客さまに似合っていて
今よりもカッコよくなること!








お客さまが
こんな髪型に~
とご希望された場合、




お客さまが言わなくても
”こんな髪型でオレに似合うように
お願いね!”

そういうメッセージが
込められていると想い
カットをさせていただいています。






なので

『これだ!』
という写真が無くても

こんな髪型がいいな~
の写真や画像をご持参くださればOK!


一緒にあなたに合う髪型を
探しましょう!




それでは、また明日。

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