お店の目標を決め方
こんにちは、
『息子から憧れられる理容師を創る!』
gainer経営塾の佐藤たかひこです。
先日、お話をした理容師さんからの
ご相談。
↓↓↓
『お店の目標を昨年対比
120%アップにしています。
でも、残り2ヶ月を切って
目標の設定の仕方が甘かったな~。
と感じています。
目標ってどのように決めたら
良いんでしょうか?』
↑↑↑
目標の決め方はいろいろあると
思いますが、
実際にやりたい事や
なりたい姿を実現出来る方が
良いと思います。
私がおすすめするのが
『OKR』というやり方です。
簡単に言えば
なりたい姿を1つイメージして
そのイメージになるには
どんな事が出来ていれば良いのかを
3~5つ作ってみるということです。
具体的な例がこちらです。
↓↓↓
私は3ヶ月後の目標を
『1km10分ペースで
20分走れる状態になっている』
としました。
つまり、
2kmは走れるということです。
半年後に5km走れる状態に
なっているためにも
3ヶ月後には2kmは
走れるようになっていたいわけです。
では、3ヶ月後に1km10分ペースで
20分走るという目標を実現するには
どんな事が出来ていれば
実現可能でしょうか?
私はこう考えました。
↓↓↓
○1ヶ月後には、走るためのストレッチが
毎日の日課になっている状態。
○1ヶ月後には、1km10分ペースで
1時間歩いても筋肉痛にはならない状態。
○2ヶ月後には、1km10分ペースで
10分間走れる状態。
こんな感じで目標のためには
どんなことが不可欠かを考えるわけです。
こうしていくことで自分のやるべき事が
イメージ出来るでしょう。
イメージ出来るとやる気が起きます。
正直、10年後って言われても
イメージ出来ないですよね。
だからこそ3ヶ月後までかみ砕いて
考えるべきんですよね(^_^)
こんな風にやっていくと
やりたいことを実現出来ますよ♬
では、これを理容室に当てはめて
考えてみましょう。
今回の○○さんは
『昨年対比120%アップ』
という目標にしています。
ここで目標の決め方について
少しお話をしますね。
目標を決めるには
4つのポイントがあります。
①財務の視点
②顧客の視点
③業務プロセスの視点
④学習と成長の視点
順番に見ていきましょう。
①財務の視点
財務の視点には
次のようなものがあります。
○粗利率
(売上から材料費を引いた額)
○一人あたりの売上
(客単価)
○販売効率
(スタッフ一人あたりの売上)
○既存顧客売上
(②回目以降の顧客売上)
○新規顧客売上
(新規客の売上)
こんなことがあります。
②顧客の視点
顧客の視点には
次のようなものがあります。
○顧客満足度
○リピート率
○顧客維持率
○紹介率
○クレーム発生率
○返品率
○顧客に提供する価値
つづいて業務プロセスの視点です。
③業務プロセスの視点
業務プロセスの視点には
次のようなものがあります。
○リードタイム
○1時間あたりの売上
○ミスの発生率
○業務の効率化や生産性向上
○品質の向上
そして学習と成長の視点です。
④学習と成長の視点です。
○スタッフの能力向上
○従業員定着率
○資格取得
○教育訓練
などスタッフがどのように学習して
成長するかのような視点です。
今回の相談者の
『昨対比120%アップ』という目標は
とても意欲的で良いと思います。
しかし、その120%アップは
思えば叶うものでしょうか?
当然ながら頑張れば
良いというものではありません。
一つひとつが出来ていて
やっと達成出来るものです。
であれば
昨対比120%アップをするために
先ほどの④つの視点で考えてみると
どんなことがあるかを考えた方が
実現に近づきます。
やみくもな数字は
スタッフが疲弊します。
一緒に目標を決めたい方は
こちらからどうぞ~。
↓↓↓