オレの根底にある想い⑥～崖っぷち
バーバーショップゲインは
茨城県北茨城市にある
男性の髪を専門に扱う
ヘアサロンです。
美容室では難しい、
または苦手とする
メンズカットを得意としています。
刈り上げはもちろん
最近流行のフェードカット、
スキンフェード、
七三（シチサン、しちさん）、
マッシュ系のスタイル、
パーマスタイル、
アイロンパーマなど
理容師の技術と
美容師の技術を
融合させた技術を使いながら
お客様に施術致します。
初めての方はこちらを
読んでください。
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こんにちは、たかひこです。
もう一度
東京へ行こう！
そう考えたオレは
都内のヘアサロンに
勤めることを決意。
その後、
両親にそのことを
伝えた。
案の上、
大反対！
話し合いをしても
結論は出ず、
こう着状態のまま
2日が過ぎた。
そして
その日から3日目の朝、
携帯の着信で
目が覚めた。
母からだった。
母
『お父さんがおかしい！
すぐ来て！』
電話を切ると
走って実家へ向かった。
救急車を呼んだ後だった。
まもなくして
救急隊員が来て
父が運ばれた。
オレのせいだった。
オレがあんなことを
言い出したから
心労でこうなったんだ・・・。
その夜、
翌日に講習を控えていたオレは
東京へ。
運転する車の中で
考えた。
あんな父の姿を
見てまで
オレは家を出ようとは
思わなかった。
その日の夜、
母にもう一度みんなで頑張ろう！
とメールを送った。
この日から
オレの気持ちは変わり
もう一度この実家のお店で
やろうと思っていた。
何とも言えない不安の中
突き進むしかない・・・。
そう想いながら
日々のサロンワークに
励んだ。
しかし、
世の中はそれほど
甘くはない。
そう簡単に
お客様は増えなかった。
感情的になって
流されたけど、
現実は厳しかった。
一か月後
やっぱり
無理だな・・・。
そう考えた
オレは定休日の朝に
『あの時は感情的になり
流されたけど、
冷静になって考えてみると
やっぱり難しいと思う。』
そう、母に言おうと思った。
玄関を開けて
家に入ろうとした時、
これから講習だから
受講前にひと悶着するのは
やめよう。
そう想って
講習会場に向かった。
予定通りの
講習を終えようと
した時、
講師の先生が
『少しだけ時間を下さい！』
そう言った。
そして
ホームページやブログで
発信していくことの
大切さを教えてもらった。
知らないということは
無いのと同じこと。
伝えなければ
伝わらない。
何か大きな力で
打ち抜かれたような
衝撃が全身に走った。
やり尽くした・・・。
そう想っていたけど
まだ、
やり残していたことがあった。
この日帰ったら
母に家を出ると伝えようと
考えていた
オレだったが、
この日からホームページを
作ることを決意した。
まずはブログから
始めると良いよ！
という講師の方の
アドバイスを受け、
ブログを書き始めた。
その時のブログが
こちら。
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今から比べると
ずいぶん拙い文章である。
それから
ホームページ作りを
始めた。
当時のオレは
パソコンの知識が
全く無かった。
右クリックが
分からなかったり、
キーボードで
小さい『っ』の文字の
打ち方が
分からないレベル。
そのぐらいひどかった。
毎夜３時間ほど
パソコンに向かった。
そうして半年間続け、
友人や先輩の助けを
借りて
ホームページが
完成した。
と言っても
すぐにお客様が増えるわけではない。
地道にコツコツと
やっていくしかなかった。
サロンワークを
繰り返しながら
自分の技術の足りないところを
探った。
その結果
理容師の得意とする
かっちりとしたカットは
出来るが、
美容師さんの得意とするような
柔らかい雰囲気の
スタイルが苦手だと分かった。
この弱点を克服するため
７年ほどカットの講習に
行きまくった。
理容師として
１０年の修業を終えた
オレだが、
この弱点を
克服するのには
これだけの歳月がかかった。
この間に
次第にお客様は増えていき、
実家に戻って
３年目で少し忙しくなり、
５年目でもっと忙しいお店に
なっていった。
７年が経つ頃には
帰ってきて働き始めたころからは
想像ができないくらい
忙しいお店になっていた。
順調に行ってはいたが
将来を考えた時、
このままで良いのか・・・？
そう考えるようになっていた。
つづく。
以上
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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