シャンプーはこうして売られている。
こんにちは、たかひこです。
今日のお話は
『皮脂は悪者ではない!』
というお話です。
CMやネットのシャンプーの記事を
見ていますと
『皮脂』が悪者のような
あつかいになっているのが
すごく多い気がします。
では、なぜ悪者にするのでしょうか?
それは、悪者にすることで
『この商品が良いですよ!』
と売りやすいからです。
一昔前ならば
(今でもありますが・・・)
男性向けのシャンプーは
皮脂を悪者にして
『皮脂をしっかり取り除ける』
シャンプーを宣伝する。
女性ならば
『シリコン入り』のシャンプーは
髪を傷めます。
こんな宣伝文句が多かったです。
私はこのブログを通して
読んだ方に正しい知識を持って欲しくて
書いています。
このブログは『大人の男性』向けに
書いていますので
先ほど例にあげた
『皮脂を取り除くシャンプー』を
買う前に知っておいて欲しいことを
お伝えしたいと思います。
まずは『皮脂』について。
頭皮には
『皮脂腺』というものがあります。
この皮脂腺から出た『皮脂』と
汗腺から出た『汗』が混ざり合って
お肌のバリアとして
活躍してくれます。
皮脂は、油の役割で
汗は、水分の役割で
混ざり合うことで
『乳液』のような状態になり
頭皮の乾燥を防いでくれる
というわけです。
で、
この『皮脂腺』は
男性ホルモンの影響を強く受けます。
なので
中学生以降になると
脂っぽくなってきます。
個人差はありますが
大体、30才くらいまでは
多くなってきます。
その後は、
60才を過ぎると
皮脂量は減っていきます。
だからおじいちゃんは
カサカサになっているんですね。
ただ、
おじいちゃんでもないのに
最近はカサカサしている方が
多くなっています。
それが冒頭で紹介した
『皮脂をしっかり取り除くシャンプー』の
影響です。
本来、そこまで洗う力がいらない
頭皮の人なのに
ドラックストアの
男性シャンプーコーナーに書いてある
キャッチコピーを信じて
買ってしまう方が多いからです。
いかがでしょうか?
自分の頭皮を分からずに
ついつい選んでしまうシャンプー。
『オレはどんなシャンプーが
合っているんだろう・・・?』
と思った方は
担当の美容師さんに聞いてみましょうね!(^^)!
それでは、また明日。