シャンプーソムリエが教えるシャンプー剤の選び方③男性は男性向けシャンプーを使った方が良いと思うのは勘違い!!
茨城県北茨城市の理容室
バーバーショップゲイン。
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メンズカットに特化したヘアサロンです。
こんにちは先日の記事。
(読んでいない方はぜひ!)
↓↓↓
シャンプーソムリエが教えるシャンプー剤の選び方②自分に合ったシャンプーを効率よく見つけるには?
この時は自分の肌(頭皮)に合わせたシャンプーを
使うことがポイント
ということをお伝えしました。
今日はその続きとして
第三弾!
『界面活性剤(かいめんかっせいざい)の種類を知ろう!』
シャンプーを見極めるには
界面活性剤が大切ということを
前回伝えましたよね。
今日はその界面活性剤を
もう少し詳しく説明をしましょう。
界面活性剤には脱脂力と言って
洗う力の強いモノと弱いモノがあります。
界面活性剤はたくさん種類があるのですが、
大きく分けると10個しかありません。
↓↓↓
①高級アルコール系
②石油系
③スルホコハク酸系
④酸性石けん系
⑤タウリン系
⑥ノニオン系
⑦ベタイン系
⑧アミノ酸系
⑨PPT系
⑩オイル活性基材系
の10種類です。
上の10種類は
界面活性剤そのもの名前ではなく、
系統に分けたモノなので
勘違いはしないでくださいね。
ちなみに
①が一番洗浄力が強く
順になっていますので
⑩が一番洗浄力が弱いと思ってください。
さらに具体的に説明をしていきます。
①高級アルコール系と呼ばれる
界面活性剤を具体的に挙げると
シャンプーボトルの裏には
水の後に
『ラウレス硫酸Na』
と書かれています。
シャンプーボトルの裏の
成分表を見ると、
水の次にラウレス硫酸Na
と書かれていますよね。
これはこのシャンプーの中身は
水が一番入っていて、
次にラウレス硫酸Naが
入っていますよ。
という意味です。
ということは
このシャンプーは洗浄力が
高いシャンプーと言えるわけです。
つまり脂っぽい肌の方向けの
シャンプーということです。
逆に言うと
カサカサ乾燥肌の方が
このシャンプーを使うと
脂を取る力が強いために
余計に乾燥してしまうということです。
つまりこのシャンプーは
こういうことです。
脂性肌~○
普通肌~△
乾燥肌~×
アトピー肌~×
炎症肌~×
もしあなたの使っているシャンプーが
水の次にラウレス硫酸Naと書かれていた場合、
あなたが脂性肌であれば
良いのですが、
健康肌や乾燥肌、炎症肌
であれば使用を止めた方がいいでしょう。
これがシャンプー選びの基本的な
考え方です。
今日は
高級アルコール系と言われる
『ラウレス硫酸Na』に注目しました。
この成分は
男性向けのシャンプーに多く
入っている成分です。
男性は女性に比べ
皮脂の分泌量が多いという前提で
このようにメーカーが作っているわけですが、
男性が全て脂性肌かというと
そうではないですよね。
しかし現状ではなんとなく男性は
男性用シャンプーを使った方が
髪にも頭皮にも良さそう・・・、
と思うから使っている方が
ほとんどだと思います。
でも
このブログを読んでいるあなたは
そうではないんだな。
ということが分かったはずです。
さて、
次回からまた細かく
説明をしていきますので
ブログを読むと同時に
ご自分の使っているシャンプーを
手元に置いておき、
それを見ながら
このブログを読むと
もっと理解がふくらむと思いますよ。
今日はここまで。
それではまた!
BARBER SHOP gain
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