ジョンマスターシャンプーのようなシャンプーに騙されないためにシャンプーの本当の選び方教えます。
茨城県北茨城市の理容室
バーバーショップゲイン。
男性の髪を専門とした
マンツーマンサロンで
あなたの魅力を引き出します。
フェードな刈り上げ、七三（シチサン）、
パーマ、アイロンパーマ、お顔そり、
美容室が苦手とするような
メンズカットに特化したヘアサロンです。
こんにちは、たかひこです。
先日のニュース。
↓↓↓
高級ヘアケアのジョンマスターオーガニック、成分表示の誤りで自主回収
↑↑↑
ざっくり言うと・・・、
書いてあることと中身が違うということ。
シャンプーのボトルの裏面を見ると、
『このシャンプーは
こんな成分が入っていますよ～。』
というのが書いてあります。
これにはルールがあって
① 入っている量の多い順に書く。
② 1％以上入っているのは全て書く。
というのがあります。
これによって
そのシャンプーの特徴が
分かるわけです。
しかし今回の事件は
入っている量の多い順に
書いていないで
順番を変えてしまったり、
そもそも入っている成分自体が
ウソだったということだったわけです。
まぁ～詐欺ですよね(# ﾟДﾟ)
そこでオレとしては
こんなものに騙されてほしくないので
ちょっと知識を持って頂きたいので
今日は書きます。
まずここで今回出てきた
『オーガニックシャンプー』
について説明をしましょう。
オーガニックと聞くと
なんだか良さそうなイメージがありますよね？
まずオーガニックというのは
アメリカの国家規格です。
そしてその中でも
NSFやANSI305というオーガニック認証を
受けているものが正式なオーガニックです。
その中身は
○ 100％植物性である。
○ 防腐剤として使われる
パラベンは使わない。
○ 界面活性剤で良く使われる
ラウリル/ラウレス硫酸は使わない。
○ PGは使わない。
○ 合成香料や合成着色料は使わない。
○ 動物実験は行わない。
などなど・・・。
細かい規定があります。
このようなことを聞くと
オーガニックは安全なんだな・・・。
と思うかもしれませんが
それは危険です。
なぜ危険かということを
説明をする前に
ここで無添加シャンプーについて
説明をする必要があります。
無添加シャンプーというと
オーガニックシャンプーと同じように
安心、安全のような気がしますよね？
でも必ずしもそうではありません。
ここで無添加について
説明をします。
日本には
『旧指定成分』
というのがあります。
この旧指定成分というのは
石油合成分で過去に
皮膚トラブルのあった全部で１０３種類の
成分のことを言います。
なので
この旧指定成分がなければ
どんなシャンプーでも
無添加シャンプーと謳って良いわけです。
無添加シャンプーと言うと
化学成分が入っていないで
100％植物性と思うかもしれませんが
実はそうではありません。
ちなみに先ほどの
オーガニックシャンプーには、
この旧指定成分は入っています。
紛らわしいですよね・・・。
こうなると一体何を基準に
シャンプーを選んでいいかが
分からなくなるでしょう。
そんな時にお役に立つのが
シャンプーソムリエです。
オレは数年前に
お客様に本当に合ったシャンプーは何か？
を探すため、
シャンプーソムリエという勉強をして
資格を取りました。
以来、
シャンプーを選ぶ時に
何を考えたら良いか？
ここに一つの答えが出ました。
それは・・・、
『洗浄力』です！
シャンプーは
とかく○○エキスとか
○○成分配合という宣伝文句に
目が行きがちですが、
実はそうではありません。
まず第一に
『洗浄力』です！
洗う強さです。
その洗浄力が
あなたの頭皮に合っていることが
大切なんです。
脂っぽい人には
洗浄力の強いシャンプーが合っていたり、
アトピーの人には
洗浄力が弱めのシャンプーが合っていたり。
では、一体自分には
どのくらいの洗浄力が良いのでしょうか？
最初の方に書きましたが
シャンプーのボトルの裏には
どんな成分で作ったかが
分かるようになっています。
そしてそのシャンプーには
成分が多い順に書いてあります。
そこで大切なのが
水の次に書いてある成分である
界面活性剤（かいめんかっせいざい）です。
界面活性剤を見ると
大体のそのシャンプーが
どんなシャンプーかが分かります。
大体80％はボトルを見ただけで
分かります。
事実、
オレが手にしたシャンプーを実験として
カミさんに
『使ってみて！』
と言って使ってもらうと
100％オレが思っていた
感想が返ってきます。
それはカミさんの頭皮の状態を
知っているから。
そして髪の状態を知っているから。
だからこのシャンプーの特徴であれば
こういう感想を出言うだろうと分かるんです。
ただ、想像はつきますが
本当のことを言うと
実際に使ってみなければ
正確には分かりません。
もうちょっとくわしく書きましょう！
こちらを見てください。
ゲインで使っているシャンプーです。
↓↓↓
このうち真ん中の４本のシャンプーを
例に説明をしましょう。
↓↓↓
メーカーの宣伝文句は、
緑…敏感肌用の方に！
黄…さらさらな髪にしたい方に！
青…脂っぽい方に！
赤…しっとりした髪にしたい方に！
このように書いてあれば
素人の方はそう思ってしまいますよね。
あらかじめ言っておきますが
上記の商品は
プロが扱う商品です。
にもかかわらず
こう書いてある。
それを読んだ何も分からない
美容師は、
そのままお客さんに説明をします。
だから頭皮トラブルが起きるんです。
では一体シャンプーソムリエは
どうするのでしょうか？
先ほどの成分を分析すると
緑、黄色、青の３つのシャンプーの
主成分は皆同じでした。
髪にも肌にも強くもなく
弱くもない成分です。
赤いシャンプーは
成分だけを見ると
肌にも髪にも優しい成分でした。
でも使ってみると
成分表示だけでは分からないことが
分かりました。
緑…
敏感肌用だけどアトピー肌には少し強い。
仕上りが軽い質感で髪がペタンとする方に向いている。
黄
…おすすめな肌は健康肌。
頭皮トラブルがない方に
適している標準的なシャンプー。
洗い上がりに若干の重さが出る。
青
…洗浄力は10段階でいうと
6～7くらい。
乾燥肌の方には不向き。
どちらかと言うと
健康肌からやや脂性肌向き。
ワックス＆ハードスプレー
などの強固な整髪料を落とすのには不向き。
赤
…洗浄力は強め。
10段階で言うと
7～8。
脂性肌向き
と言う風に分析をします。
ここで注目して頂きたいのが
この赤いシャンプー。
水の次に書いてある成分自体は
肌や髪に優しい成分なんですが、
シャンプーは他にもいろいろな成分で
出来ているので、
他にも強めの成分が使われていることが
読み取れます。
且つ実際に使うとメーカーの宣伝文句では
青いシャンプーが一番洗浄力があると言っていたのに
実際に使うと赤いシャンプーの方が
洗浄力があった・・・。
これ、実際に自分の頭を洗うから
分かることなんです。
ゲインに置いてあるシャンプーは
何度もメーカーから取り寄せては
自分で試し、
分析をしたシャンプーばかりです。
だからこそ
あなたにはこれが！
あなたにはこれは合わない！
と言い切れるわけです。
今回問題になったジョンマスターの
シャンプーも
正しい知識のある美容師さんであれば
売らなかった商品でしょう。
メーカーの宣伝文句に騙され
知識不足から商品をお客様に販売したのならば
それはメーカーも悪いですが
その責任は売った美容師にもあります。
ゲインでは自分が実際に使ってみて
本当に良いなと言う商品だけを
販売しています。
いかがでしょうか？
シャンプー選びも難しいですよね。
良く市販のシャンプーでは何が良いですか？
と聞かれますが
時間と予算に限りがあるため
市販の商品のすべてを試すことは
不可能です。
だからこそ
知識を深め
選択する幅を狭めて
こういう頭皮の方にはこれ！
こういう頭皮で
こういう髪にはこれ！
ということが出来るように
様々なタイプをご用意しています。
シャンプー選びで迷ったら
気軽に相談してくださいね。
本日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございました。
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