今度は静岡県島田市からご来店!

 

 

先日、静岡県島田市という所から
車でご来店いただいたお客さまがいました。





 

 

その方がこう言っていました。




↓↓↓




『静岡の床屋さんも
同じようにやってくれているはずなのに
ここはなんか違うんですよね~。』




↑↑↑




こんなお言葉を頂きました。





昔から理容は
『刈って、剃って、洗ってなんぼの世界!』
と言われています。




この理容の三大技術が大切と
言われています。




そのため



この技術をきちんと勉強しようと
理容師は訓練します。







訓練を続け
基本を学ぶ理容師。





私も同じように基本を訓練して
理容師になりました。





でも、静岡から来たそのお客さまは
なんか違うと言って下さいます。






強いて言うならば
それは『基礎』かもしれません。




『基礎』と『基本』は違います。




基礎とは
技術の土台になるものです。

基本とは
技術のになるものです。






家づくりで言うならば
基礎は基礎工事。


画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 6f9453edb767f79acee91be100ef5963_s.jpg




基本は柱のことです。






画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 477cf1786a27a3cd06ba709146e3115f-1024x767.jpg





家づくりにおいて
基礎のなければ柱は立ちません。



基礎という安定した土台があってこそ
正確な柱が立つのです。






一般的な理容師は
『基本』はやりますが、
『基礎』はあまりやりません。








理容技術において
基本とは



○○という髪型の作り方の
基本を練習する。



お客さまのシャンプーをする
基本を練習する。



お客さまのお顔そりをする
基本を練習する。




ここでの基本とは
行う順番であったり

こういうタイプのお客さまは
こう行う、みたいな感じで
トレーニングを行います。



いわゆる
パターン化した練習です。





一方、
基礎とは




髪を切るときに
ハサミで切りそろえること。



シャンプーでいうならば
頭皮への指の当て方。



お顔そりならば
お肌へのカミソリの当て方。



というのが
基礎です。




基礎とはものすごく
地味なものです。




人は皆
基礎よりも基本をやりたくなりますし

教える方も
基礎を教えるよりも
基本を教える人ばかりです。



でも、ホントに大切なのは
基本よりも基礎です。






例えば・・・、
あなたが整体を受ける側だとします。








この場合の基礎とは
身体をもみほぐすとき

皮膚をこするような動きではなく
皮膚の下の筋肉やツボを感じるのが基礎。



これに対して


基本とは
身体をマッサージする順番などを
一通り教えるのが基本。




私は整体のプロではないので
詳しくはないですが

ここでは少しでも
基礎と基本の違いを分かりやすくするために
例えてみました。







患者側からしたら
身体をもまれる順番よりも

しっかりとツボに入っていることや
しっかりともまれることの方が
大事ですよね。





なので


ツボに入っていると
『あっ、この人上手い!』
と感じますし、


ツボに入っていないと
『あっ、この人下手だわ!』
と感じますよね。






理容技術も同じです。




お店のオーナーが
早く稼いで欲しいという思いが
強すぎると


大切な基礎を飛ばして
基本を一通りやらしたら
デビューさせるという流れになります。






回数を重ねると覚えることも
ありますが

それはあくまで
『慣れ』でしかありません。



どんな技術も真髄は
『基礎』にあります。





私の師匠は
基本の前に

基礎を徹底的に教えて下さる方でした。







gainが今お店をやっていられる
根幹はこの『基礎』を鍛えていただいた
おかげです。





明日は技術以外の
もう一つについて
お伝えしたいと思います。









コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です