出産後の抜け毛の仕組み。
今日は3月5日。
3月5日は産後ケアの日です。
育児支援を行っている
会社のアンケートで
『出産後、夫への愛情は
何%変化しましたか?』
と質問したところ
41.0%が「変わらない」
という回答だったそうです。
「変わらない」と回答した方の
コメントの中には
「元々夫が大好き」
「産前も産後も
ずっと変わらず200%」
という
コメントも多かったようです。
『増加した人』と
『変わらない』人を合わせると
67.5%の方が変わらぬ愛情、
さらに深い愛情を
抱いていることがわかりました。
我が家で息子たちがもっと
小さかったころ
一番大変だったのが
『お風呂』。
私の仕事がお休みの時は
私がお風呂に入れて
妻が息子の
身体をふく。
というように
なんてことのないことも
私がいないときは
妻が一人でやっていたのだから
感謝しかありません。
ゲインのお客さまと
お話をしていると
みなさん、
お仕事をやりくりして
お風呂タイムの時間を
確保しているようで
ホントに素晴らしい
と思います。
奥様たちは
とっても感謝していると思います。
そんな出産後の
大変なことと言えば
↓↓↓
『産後の抜け毛』
出産後の髪の抜け毛って
とっても不安ですよね。。
そこで今回は
『出産後に髪の毛が抜ける仕組み』
についてお伝えしていきましょう。
まず始めに言いますと
出産後に髪が抜けるのは、
異常でも病気でもないですので
びっくりしないでOK!
女性のお腹に赤ちゃんができると
身体はたくさんの変化を起こします。
髪の毛っていうのは
『ヘアサイクル』というのがありまして
↓↓↓
髪が伸びる時期や休む時期、
それに抜ける時期
というのがあります。
ほとんどの髪の毛は
伸びる時期の髪ばかりなので
髪は伸びます。
伸びると言っても
永遠に伸びるわけではありません。
男性でいうと平均5年くらいで
女性は平均6年くらい伸びます。
つまり
女性は6年がたつと
髪は抜けるということ。
この抜ける時期というのが
ポイント!!
大切なポイントなので
よ~く読んで下さいね(^_^)
女性でいうと6年くらい
伸びつづけた髪は
もうこれ以上は
伸びないという状態です。
この状態を
休止期(きゅうしき)といって
伸びもしないけど
抜けもしないという
期間です。
この休止期の時に
実は・・・、
毛穴の奥ではとっても頑張っていて
新しい髪の毛が作られています。
そしてこの新しい髪の毛が
休んでいる毛を押し出すので
髪は抜けるというわけです。
ここまで分かりますか?
逆に言えば、
下から押し上げる力が無いと
髪は抜けません。
妊娠中の女性の身体は
赤ちゃんに栄養をあげようと
頑張っています。
もちろん
お母さんの身体自体にも
栄養が行かなくていけないのですが、
どうしても赤ちゃん優先に
なってしまいます。
だから
お母さんの身体は
ギリギリの状態で頑張っているのです。
この時!!
お母さんの身体の中で
優先順位を決められていて
『あの部分に栄養が行かないと
お母さんも、赤ちゃんも危険だ!
でも、こっちの部分は
お母さんや赤ちゃんの命には
関係ないから
ちょっと栄養を送るのは
休もう!』
という優先順位になるわけです。
で、
今、お伝えした
『こっちの部分』というのが
髪の毛ことなんです。
髪の毛ってなくても
死にませんよね?
東洋医学では
髪の毛は『血余』
という言葉があるくらい、
身体の中の余ったもので
作られているのです!
だから
体調が悪い時は
髪の伸びが悪くなるんです。
つまり、
妊娠中の身体は
髪に行く栄養が少なくなる
ということなんです。
こんなことを
聞いたことはありませんか?
髪の毛は一日に
50本から100本は抜ける
というお話。
この話は本当で
ヘアサイクルの中で
抜ける時期になった毛が
毎日抜けているんです。
健康であれば
毎日50本から100本抜ける。
つまり、
休んでいる毛を
下から新しい毛が作られて
それを押し出して抜けるのが
1日に50~100本あるということです。
妊娠中は
新しい毛も作られますが
休んでいる毛を
押し出す力が弱いから抜けない!
本来抜けるものが抜けないで
たまっていくわけです。
出産直前には
この押し出す力が
一番弱くなります。
その後、無事出産を終えて
しばらくたったくらいに
お母さんの身体は
少しずつ元に戻っていきます。
そしてこの時に
髪も正しいリズムに
戻っていきます。
この時に
今までたまっていた
抜けない髪の毛が
一気に新しい髪に
押し出されて抜けるわけです。
これが出産後に髪が抜ける
メカニズムです。
お分かり頂けましたか?
もし、
あなたの奥様が
現在、出産前ならば
このことを伝えてあげたら
きっと安心するのではないでしょうか?
もしくは出産後ならば
自然と戻ると教えてあげれば
安心するのではないでしょうか?
そんな気持ちに寄り添える
旦那さんでいて欲しいな~と想い
今日のブログを書きました。
それでは、また明日。