子育てのゴールってなんだろう?
プロ野球のパ・リーグの
千葉ロッテマリーンズの
佐々木 朗希投手(20歳)が
オリックス相手に完全試合を
達成しました。
試合後のインタビューで
佐々木投手はこう答えていました。
↓↓↓
『(ファンの)期待を
感じながら投げていたが、
気負うことなくいけた。』
まだ20歳の若者が
トップレベルの相手に
気負わないのだから
実力もさることながら
メンタルコントロールも
どうやっているのかな
と興味があります。
私が高校球児だったころは
とても緊張するタイプで
いつもガチガチでした(>_<)
また、この仕事に就いてからも
お客さまのシャンプーをすれば
足が震え、
お顔そりをすれば
手が震え、
カットをすれば
下痢になる・・・。。
まぁ~ガラスのハートだったわけです。
そんなカット入りたての時に
どうやったらカットの一人前と
言えるのだろう?
そう考えたことがありました。
いろいろな髪型が切れる人かな~?
短い時間でカット出来る人かな~?
そんな時に
同業者で父よりも年上の方に
こんな言葉を
かけられました。
↓↓↓
『佐藤君!
カットの一人前って
なんですか?』
たかひこ
『はい、いろいろな髪型が作れる
人でしょうか・・・?
あとは、
ある程度の時間で
仕上げられる人でしょうか・・・?』
↑↑↑
他に言葉が見つからなかった私は
素直にこう言いました。
その方は次にこう言いました。
↓↓↓
『なるほど・・・。
それも確かですね。
私がカットを教わっているころの
カットの一人前とは
その人がしたい髪型の
1週間前と1週間後が
切り分けられることだと
教わりました。』
髪の毛が1日に伸びる長さは
0.3mmです。
0.3mm×7日間=2.1cm
つまり
カットにおいての一人前とは
やりたい髪型の2mm短い場合と
2mm長い場合が出来ること
というわけです。
当時、
そんなの出来るわけない!
そう思っていましたが
今はそれが当たり前に
出来るようになりました。
佐々木投手のように
恵まれた素質はないですが
努力次第で出来るようになるのが
この仕事の良いところ。
出来るまで努力する!
頑張ったけど出来ませんでした!
大人の世界では
通用しませんよね?
結果が出るまで
やり続けられるかどうか?
出来るまで頑張れるかどうか?
それが出来たら
私は息子を『一人前の男』
と思うでしょう。
私の子育てのゴールは
ここだと思います。
楽しみを知り
悔しさを知り
希望を知り
情熱を知って
行動すればこいつもきっと
良い男になるだろう!
まずは第一段階の
『楽しさを知れ!』
そのために
息子の野球を遠くから眺める
夜桜の下で。。
頑張れ!息子よ♬
それでは、また明日。