技術プロフィール①
こんにちは、たかひこです。
前回は私のプロフィールを
書きました。
↓↓↓
今回は私の技術の
バックボーンについて書きます。
技術はここから始まった。
私のの理容技術の始まりは
中央理容専門学校に
入学したところから始まりました。
ここで理容の仕事の観念が出来ました。
この在学中、
学校に教えに来ていた先生に
感銘を受けて弟子入りしました。
この人を師匠とし、
私のの理容技術は
本格的にスタートしました。
師匠の技術は天才的でその一つ一つが
上品であり美しさに溢れていました。
そんな師匠のような技を習得しようと
私は住み込みで働きながら学びました。
およそ四畳もない狭い空間に
2人部屋の寮生活です。
風呂、トイレはもちろん共同。
この師匠からシャンプーやお顔そり、
ドライヤーセット、カットやアイロンパーマまで
教わりました。
どの技術もカンタンには
説明が出来ないのですが、
今回はその中でも
『フォーマルカット』
という技術について説明をします。
カットというのは
様々な流派というかやり方があります。
その中でもフォーマルカットというのは
カットをする上で
間違いなく基礎技術と言えるものです。
ちなみにフォーマルカットというのは
こんな髪型です。
イメージ的には
タキシードが似合う髪型と
考えてください。
このフォーマルカットという技術に
たくさんの技が詰め込まれています。
現在、バーバーブームということもあり、
七三の刈り上げやフェードと呼ばれる
短い髪型をオーダーされるお客さまが
ゲインでは多いです。
これだけたくさんのお客さまに
このような髪型の注文を頂くということは、
他のお店よりも支持されていると言えるでしょう。
実はこの支持されている秘密が
こういうフォーマルカットを
きちんと学んで体得したからなのです。
美容師さんの刈り上げや
きちんと学んでいない理容師さんの刈り上げとは
絶対的な違いはここにあります。
最近のバーバーブームから
刈り上げのスタイルを
美容師さんが手掛けている所もあるようです。
ある時、
ゲインに来て頂いているお客さまが
こんなことを言いました。
『ここでカットしてもらうと
伸びて来てからもキマるんですよね!』
これはカットの土台として
フォーマルカットを学んでいる
技術者の特徴です。
刈り上げの美しさや
伸びて来ても髪型がおさまる秘密は、
そのお客様の頭の形に合わせたり
毛流れに逆らわない
カットをしているからです。
にわか技術の
刈り上げでは無理です。
イメージしてください。
家を建てるとき
柱が必要になりますよね。
その柱を
そのまま砂の地面に立てるのが
にわか技術の刈り上げです。
フォーマルカットを習得した
技術者のカットをこの柱に例えると、
基礎工事をしっかりと行い、
安定した土台の上に
柱を立てていると言えます。
つまりパッと見は似たような
感じに見えますが、
よ~く見るとボロが出てくるし、
時間が経てば崩れてくるのは当然なのです。
それとフォーマルカットを習得した
技術者の刈り上げの特徴として挙げられるのが
生え際のキレイさです。
上手な技術者がカットした髪型の生え際は
キレイであり美しいのです。
本物のプロの技は
細部まで行き届いています。
様々な理容技術を学んだが
圧倒的に一番多くの時間をかけて
学んだのがこのフォーマルカットです。
そしてこのフォーマルカットが
私のカットの土台となって
今でも生きています。
つづく。