理容の技術の進化を繰り返す!
今朝の茨城新聞に
こんな記事が掲載されていました。
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和菓子職人の喜多誠一郎さんの
言葉が書かれていました。
印象的だったのは
この部分。
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『消え去った菓子のほとんどは
時代の要求に応えられず、
または収益が上げられずに
なくなってしまった可能性が大きい。』
理容業において
時代の要求とはなんだろうか?
20数年前、
アメリカで生まれた100ドルバーバーが
元になって1,000円カットが
日本でも増え始めました。
最初は都会で増えてきて
その後は徐々に田舎でも。
それまでカットをして
お顔そりをして
シャンプーをするのが
理容店のスタンダード。
そこから無駄(?)を省いた
カットのみの新しいスタイル。
理容業界の重鎮の方々は
この1,000円カットのお店を
否定するばかりでした。
でも、私は思ったのです。
凄いなって・・・。
10分1,000円って
60分ならば6,000円だよな~。
理容業の相場って
1時間4,000円なので
むしろ儲かるだろうな~
ってね。
カットだけならば
シャンプ-設備は入らないし
出店コストも少なくて済むし。。
ただ、反対に
こんなことも思いました。
『働いている人は
楽しいのかな?』
お客さまといろいろなことを
お話ししたり、
懸命にトレーニングをして
磨いた技で
お客さまをカッコ良くカットする。
お顔そりやシャンプーをして
お客さまに至福の時間を
過ごして頂く。
それが理容業をやる醍醐味!!
儲かるビジネスと
楽しいビジネス。
両方実現できるのは
理想ですが
どちらか一つしか選べない
と言われたら
私は間違いなく楽しい方を選びます。
とは言っても
経営が成り立たなくては
寝言にしか過ぎません。
そこで私は
1年前に料金改正をしました。
ゲインのお店を立ち上げた時は
カット、お顔そり、シャンプーで
お一人あたり90分時間を
お取りして税別4,000円。
相場よりも安かったんですね。
それを今は
90分で税別6,000円。
時間単価で言えば
相場どおり。
私のカットは
一般のヘアサロンよりも
カット時間が長いです。
20年以上やっているので
基本的なカット技術が遅いとは
思いませんが
カット時間が長いのは
なぜでしょうか?
それは見ている『目』が
違うからです。
一般的な美容師さんが
『完成』と思うカットの仕上がりと
私が思う『完成』と思う
カットの仕上がりは違います。
私は学びのために
他店にお客としてカットをされに
いきますが
正直、『これで終わりなの?』
と感じます。
『オレだったら
もっと切り込むけどな~』
(手を加える)
と感じます。
実際にゲインに初めて来たお客さまは
私のカットをしているのを見て
『ここまで細かくやってもらったのは
初めてです!』
と話す方が多いです。
そのためゲインでは
他店よりも施術時間を長くとっている分
価格も変えています。
まぁ~それで納得できる方が
来て頂ければ良いので(^_^)
ただ、
それだけで満足するか?
といえば
これでは物足りない!
と思ったので
プラスアルファのメニューが
他にもあるわけです。
そして男性の髪を扱っているならば
避けては通れない問題・・・、
『薄毛』
ここに向き合うために
日々『育毛』について
学んでいます。
最初にご紹介した
和菓子職人の喜多誠一郎さんは
最後にこう書かれていました。
↓↓↓
↑↑↑
『技術は守るものではなく
進化するものです。
形だけの伝統にとらわれていては
廃れます。』
今までの理容業の伝統技術である
『刈って、剃って、洗う』
という基本技術を大切に
そこから男の身だしなみに特化した
グルーミングサロンとして
お客さまに提供したい!
そんな想いでゲインは
日々、お客さまをお迎えしています。
それでは、また明日。
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