白い恋人の石屋製菓のピンチを救ったのは?

昨日は午後からお店をお休みして
オンラインセミナーを受講しました。



私がブログを本気で書こうと
思って学んだ人が
こういうことを言います。




『人は人でしか磨かれない』


『同業者とばかりつるまないで
異業種と交流を深めろ!』




同業者はその業種のことを
理解しあっているから

悪い部分があっても
傷の舐めあいになる。




それよりも
その仕事のことを知らない人から
見たら

『もっとこうすれば良いのに!』
というアイディアが
出てくる可能性だってある。




殻に閉じこもっていないで
どんどん外に出よう!






とは言っても
世の中はコロナ禍。






異業種同士が交われ!
とは言っても
この時期に何十人も集まるのは
現実的ではない



ということで
本来はきちんと集まって行われる
予定を変更して
オンライン開催でした。





お話をして頂いた方は
4名いたのですが

その中の一人が
石屋製菓の石水社長。







 

石屋製菓といえば、
北海道の銘菓
“白い恋人”
を作っている会社です。








石水社長は
『石屋製菓は今までに
3つのピンチがあった。』
と言います。



一つ目は
大手菓子メーカーの参入。



それまで安い材料を使い
儲け主義だった会社を

よりおいしい菓子を作ろうと
原点に立ち返り
品質を高めていくことで
ピンチを脱出したそうです。




二つ目のピンチは
『賞味期限改ざん』


2007年に社員から匿名で
公表されたことで
石屋製菓は2回目のピンチになりました。




この時のピンチを脱出出来たのは
白い恋人のお菓子のファンの方たち。


それまで地元北海道での
数々の社会貢献を目の前で見てきた
北海道民が

絶対に白い恋人をなくしてはいけない!
ということで
白い恋人を買いまくったおかげで
ピンチを脱出出来たそうです。




そして3つ目のピンチが
現在のコロナ禍。



売り上げが半分になって
石水社長もうつ病になってしまう。



もうダメだと思っていた社長を
救ったのは若手社員のプレゼンでした。


「今は大変だけど、
私がいるからこの会社は大丈夫です!」



若手社員の自分を信じる心。
会社を信じる心に
救われたようです。





石屋製菓のビジョンは
“100年先も、北海道に愛される会社へ”



何かの判断に迷ったとき
自社のビジョンに当てはあるのか?

自社のビジョンにつながるのか?



判断基準はそこだそうです。






私自身、毎日仕事をしていると
迷う時があります。



今のやり方で良いのか?


もっとお客さまのためになる
方法があるのでは?




そんな時
基準になるのは

『息子から憧れられるくらい
かっこいいオヤジを創る!』

というゲインのビジョンにつながるのか?





これにつながらないのならば
たとえ儲かったとしても
やらない!



逆にこのビジョンにつながるのならば
損をしてでもその道を選ぶ。




私がグルーミングという分野のメニューを
取り入れたのはこの考えからです。


普通に考えれば
今までの仕事のやり方を変えるというのは
めんどくさいです。



でも、
ずっとお客さまを見てきたから・・・。

仕事で疲れているお客さまを
見てきたから・・・。


私に何かやれることが
あるのでは?



それがエステの要素を取り入れた
グルーミングサロンへの展開でした。



↓↓↓


http://barbershopgain.com/hp/%e3%83%98%e3%82%a2%e3%82%b5%e3%83%ad%e3%83%b3%e3%81%8b%e3%82%89%e3%82%b0%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%83%9f%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%b5%e3%83%ad%e3%83%b3%e3%81%b8/



本日のお客さまがお話をして下さいました。
このお客さまは単身赴任で
北茨城に引っ越しをしてきた方です。

『オレの中で家族がいる地元に帰省するか
このお店に来るときが
唯一心が安まる時だよ(^_^)』




このお店を作って本当に良かったと思う瞬間でした。




28歳の時に40歳までに
でこんなお店を作ろう!


そう思って技術に勉強に
やってきました。


そして目標よりも3年早く
ゲインが出来ました。



オープン前夜に
できあがったお店を外から見て
涙があふれてきました。

↓↓↓

オープン前夜』




ゲインが出来るまで~建物編』





『やっと・・・、

やっと・・・、

出来た。



やっとスタートラインに立てた。』





緊張と不安がありました。




その不安とは
『オレは良いと思っている
このコンセプトや技術、メニューが
果たして受け入れられるのか?』


そんな不安でした。




オープンから4年半。
今日の言葉は私の心に染みました。



また頑張ろう!って。








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