長男が見た景色。。
先日の長男のお話。
長男の通う小学校では
毎学期恒例のテストがあります。
漢字と計算のテストです。
今回のお話は漢字のテストのお話。
一枚50問ある漢字のプリントを
全部で3枚もらいます。
プリントを学校からもらってきた時点で
すぐに問題を解かせます。
採点をすると・・・、
『32点』
長男自身も
かなり厳しい様子。
全然できない…。
大丈夫。
お前は今『32点』できる力が
あるということ。
きちんと勉強すれば
大丈夫だよ。
うん・・・。
どうした!?
お父さんはホントに
大丈夫だと思うよ。
もしお前が100点取りたいならば
お父さんの言うとおりにすれば
必ず出来るよ。
うん。
それから数日が過ぎたころ
だらけていたので
少し話をしようと
長男に話しかけました。
漢字の勉強はどう?
うん、難しいかな…。
そうだね、
漢字は難しいよな…。
お前は今までに漢字のテストで
『100点』を取ったこともあるし、
『98点』を取ったこともある。
どちらのテストもお父さんは
頑張ったと思うけど
お前はその時どう思った?
うん、『100点』は嬉しかったし
『98点』はすごく悔しかった。
そうだね。
『100点は取った人にしか
分からない嬉しさがあるよね。
お前は100点を取った人だけが
見れる景色も知っているし、
98点の人が見る景色も
知っている。
今度の漢字のテストで
お前はどっちを見たい?
100点の景色が見たい!
そうか!
100点の景色が見たいか?
うん、オレ
100点の景色が見たい!
お父さんの言うとおりにやれば
必ず見れる!!
お父さんが厳しいのは
知っているよな?
うん。。
ついて来れるか?
うん、ついて行く!!
よーし!
お父さんに任しとけ!!
完ぺきに仕上がてやる。
というやり取りの中から
今回も勉強を始めました。
野球に、習字にスイミング。
週4回の習い事。
そのすべては長男自身が
言い出したこと。
習い事をやり以上
勉強をやるのは前提の話。
ただ、そうは言っても
だらけるのが子ども。
そのたびに
全力で応援をしてきました。
毎日、毎日
長男が解いた問題を見直していると
苦手な問題が手に取るように
分かってきます。
時には全力で叱り
時にはゲーム形式で
問題を出し合い、
苦手な漢字は
どこを注意するべきかを
長男自身の口から言わせます。
そしていよいよ当日。
私自身、ドキドキでした。
小学生の子どものテストで
これだけドキドキするのだから
受験なんてすごいのだろうな~
と思いながら仕事をしていました。
そんな話を小学校からの友人に話したら
『ドラマみたいだな・・・。』
って言われました。
確かに子どもに対して
『100点の景色が見たいか?』
って変ですよね・・・(^_^;
でもゴールをイメージさせるのは
すごく良いのでおすすめですね。
今日はテストのご褒美に
長男のリクエストの『スシロー』
に行ってきました。
食べながらこいつは勉強中
『寿司を食べている景色』を
見ていたのかもしれないな~
と思いました。
それにしても
回転寿司の支払いと
焼き肉の支払い、
対して変わらないな~と
思っているのは
私だけでしょうか・・・。
それでは、また明日。