往復6時間かけて川崎市から毎月カットに通う理由
自宅ののパソコンが
限界に近づいてきました。
我が家のパソコンは
何年前に買ったか分からない
Dellのノートパソコンを使っています。
電源ボタンを押しても
起動するのに何分もかかる状態。
このパソコンは
もう限界だよ~(>_<)
こう嘆く妻の言葉に
さすがにそろそろ買わなくては・・・。
と思うこの頃。
ずっとウィンドウズだったのですが
どうせ買うならアップルもアリかな?
と選択肢に入れて
ネットを物色しています。
それにしてもアップルの
パソコンはスペックは良いのでしょうが
思ったよりも高い。。
なので
ためらいます(^_^;)
これからウィンドウズと
比べながら調べていきたいと思います。
そんなアップルの共同創業者として
有名なのは
スティーブ・ジョブズ
スティーブ・ジョブズさんは
意思決定からくる疲れを軽減するために、
毎日同じ服を着ていたそうです。
毎朝、何を着ようかな?
と考える時間を無くして
1日の生産性を上げようとしたのは
有名なお話ですよね。
これって髪型でも似たようなことが
あります。
朝、起きて
身支度をするときに
髪のセットに時間がかかる!
髪のセットが上手くいかないと
その日の気分がいまいちになる!
そんな悩みってありますよね?
今日はそんな悩みを解決するために
私が行っているサロンワークの
一部始終をご覧いただきたいと思います。
まずはご来店時の状態から
ご覧下さい。
↓↓↓
ビフォア
前回のカットから1ヶ月が
経過した状態です。
男性のショートスタイルの
賞味期限は約3週間です。
つまり
3週間を過ぎると
髪型がしっくりこなくなってきます。
どんなに上手にカットしても
3週間を過ぎると
髪が伸びるので
仕方がありません。
ただし!
それは的確にカットしてこそのお話。
技術が未熟な方が
カットをした場合
カットしたばかりでも
しっくりきません。
そのしっくりこないのは
なぜなのでしょうか?
今回のブログでは
そのあたりのことを
解説していきたいと思います。
仕上がりはこちらです。
↓↓↓
アフター
スッキリとして
さわやかな雰囲気に仕上がりました。
耳まわりから
後頭部&首スジにかけて
スッキリと刈り上げることで
清潔感を感じさせます。
続いては
スタイリングのお話です。
こちらをご覧下さい。
トップの髪にボリュームを持たせるために
立たせる場合、
画像のように
①と②の長さが同じくらいに
スタイリングするのがおすすめです。
横からも見てみましょう。
↓↓↓
②の長さよりも
①の長さが短いと
『老けた印象』を与えます。
反対に
②の長さよりも
①の長さが長いと
『若作りの印象』
もしくは年齢によっては
『幼い印象』を与えます。
分かりますか?
このトップのボリュームの考え方は
髪が伸びてきても同じです。
よくある失敗例は
髪が伸びたのにもかかわらず
トップを立たせすぎること!
立たせすぎると
若作りになりますからね。
なので髪が伸びてきたら
今度はトップをボリュームを
出しすぎないことがポイントです。
トップのスタイリングを
感覚でいえば・・・、
カットしたばかりの時は
トップを立たせる。
3週間くらいしたら
トップは浮かせる程度で
立たせ過ぎない。
6週間が経過したら
トップは寝かせた流す。
こんな感覚です。
それではカット前と後で
比べて見ましょう。
↓↓↓
ビフォー&アフター
前回のカットから1ヶ月が経過して
少しボサボサ感がありましたが
カット後にスッキリした
印象に変わりました。
どちらが清潔感がありますか?
ビジネスマンに置いて
見た目は大事ですよね。
そんな見た目が大切なのは
分かってはいるけど
髪が硬くていうことを
きかない!
そんな悩みを持つ方は多いです。
そんな方が美容室に行って
刈り上げをオーダーしたときに
よくある失敗例は
こちらです。
↓↓↓
このように上広がりの形に
カットしないで
横の髪の部分を
いかに切り込めるかが
その人に似合うかどうかが
決まります!
こういう硬く、立ってしまう髪は
ドライヤーでおさめようとしても
ビクともしないので
ドライヤーでのセットは考えず
髪が立った状態で
形が決まるように
カットをしてあげるのがポイントです。
いかがでしょうか?
こちらのお客さまは
2年前に初来店以来、
毎月、神奈川県川崎市から
お越しくださいます。
ある時、
こちらのお客さまがこんなことを
話されてました。
↓↓↓
何でウチに来てくれるんですか?
髪型に気を遣わなくてもいいからです!
髪を切りに行くのに
往復6時間もかけているのに
髪型に気を遣わないなんて
おかしな話だと
思われるかもしれません。
しかし、
私の髪の毛は硬い上に
逆立っているので、
髪型をセットするのが
難しいんです。
切って1〜2週間はよいのですが、
それ以上、時間が経つと
どうセットしたらよいのか?
わからなくなるのです。
そうなると
セットに時間がかかるし、
何が正解なのか?わからなって
イライラする・・・
でも、
ここのカットは
時間が経っても、
簡単にセットが
できるのです。
これが私にとっては、
一番の価値なんです。
とてもありがたいお言葉です。
こんな時
私は昔を思い出します・・・。
実は私は
髪を切り始めたころは
こういう短い髪型が
苦手だったんですよね・・・。
怖かったんです。
だって
切った形がそのまま現れるから
ごまかしようがないから(>_<)
そんな苦手な髪型を克服したくて
角刈りのコンテストに出ました。
普通は、
上手な人がコンテストに出ます。
でも、下手な私がコンテストに出れば
恥をかくだろう。
そうして自分を追い込む道を
選択しました。
結果は惨敗!!
というか最下位(;’∀’)
優勝した人の作品を見ると
その差は歴然でした。
悔しくて悔しくて
コンテストが終わったその日に
帰って来てからまた練習をする。
そんなトレーニングを
毎晩3年続けました。
仕事を終えた後に
トレーニングをするというのは過酷でした。
当時、
コンテストの練習は個人の時間にやれ!
というお店の方針でしたので
仕事
↓
仕事の練習
↓
コンテストの練習
という流れでした。
なので角刈りの練習を始めるのが
夜の12時。
そこから2時間ほど練習をして
家に帰る。
休みの日には
朝起きるとお店に行き
誰もいないお店で
また練習をする。
自分の作った髪型の
どこが悪いのかを見ながら
コンビニ弁当を食べる。
どこにも出かけず
ひたすらやり続けました。
そうして3年。
最初に出て惨敗した
コンテストにもう一度出場しました。
結果は・・・、
優勝!
そんなことを繰り返しながら
少しでも上手くなりたくて
その後も練習を続けました。
トレーニングでは
ウィックと呼ばれる人形をカットします。
その人形の値段は1つ4000円~5000円。
一回切ればそれで終わり。
そんな練習を毎日3年。
当然お金もかなり使いました。
洋服を買うのが好きでしたが
自分の技術を磨くためのお金を
ケチったことは今までに1回もありません。
そう想って少ない給料でしたが
どんどん投資しました。
全ては未来のお客さんのため!
2年前の初来店以来
遠いにもかかわらず、
毎月欠かさずご来店いただき
ありがとうございます。
またお待ちしています!(^^)!
それでは、また明日。