パーマの時に大切なこと~①どんなカールが良いのかな?
昨日のブログ。
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前回のブログはピンパーマ
というパーマのお話でした。
その中で
ピンパーマをかければ
良いってもんではありません。
ポイントは3つ!
①どんなカールをつけるか?
②どんなパーマの薬を使うか?
③どんなカットをするのか?
この3つが出来ていないと
スタイリングが簡単で
他人から『カッコイイね!』
と言われる髪型にはなりません。
ということを
お伝えしました。
そこで今回は、1つ目の
『どんなカールをつけるか?』について
お伝えします。
具体的な例で説明をします。
例えばお客様に
『こんな髪型をやりたい!』
と、オーダーを受けたとします。
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で、
お客様さまの髪が
こんな素敵なカール感のある
くせ毛の持ち主ならば良いですが
そんなことはめったにありません。
では、
どうすれば良いのでしょうか?
こちらをご覧下さい。
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上の二つの写真は
先ほどのヘアスタイルの写真を
やりたいというお客さまを想定して
実際に私が
カットしたものです。
もちろん、
長さやバランスを考えて
カットしてあります。
でも、
これだけでは
写真とは違いますよね?
決定的に違うのは・・・?
はい、そうです!
カール感ですね(^_^)
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こんな素敵な髪型にしたいと
オーダーした方は
このカール感が欲しくて
言ったのだとしたら・・・。
これでは長さは似ているかもしれないが
同じ髪型とは言えませんよね。
そこで必要になるのが
カールをつけることです。
すなわちパーマですね。
というわけで
パーマをかけましょう!
という話になります。
一口にパーマをかけるとは
言っても
どのようにしてパーマを
かけているのか
お客さまは分からない
と思います。
そこで今回は
私がパーマをかける時に
実際にどのように考えて
技術を行っているのか
というお話をします。
では、
もう一度先ほどの
写真を見てみましょう。
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これを見て
どのくらいのカールがあるかを
具体的に見ていきます。
具体的にはこうです。
下の写真を見てください。
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前髪に白い線がありますよね。
この白い線は前髪に
このくらいのカールがついているよ!
というのを表した線です。
次にこちらを見て下さい。
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上の写真の中にある前髪の
白い線はまっすぐです。
ここにこんな
カールをつけるには?
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ここで出てくるのが
パーマのウェーブ効率です。
少し難しくなりますが
分かりやすく説明するので
読んで頂ければと思います。
ウェーブ効率というのは
ロットを一回転巻いた時に出来る
カールの大きさのことです。
このように髪の毛を
パーマをかけるときに使う
ロットに巻いた時に
どのくらいカールが出るかを
考えるわけです。
もう少し具体的に
見てみましょう。
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一周を100とすると・・・、
半分は50ですよね。
つまり・・・、
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パーマをかけたときに
このくらいのカールがついていたら
50%とということです。
そこでもう一度
この写真に戻ってみましょう。
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この前髪のカールを
今の理論に当てはめると
30%になります。
というわけで
この前髪はロットに巻いた時に
30%かかるパーマ液を
使えば良い!
ということになります。
同じような考え方で
他の部分を見てみましょう。
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このように求めたいカールによって
薬を変えます。
ちょっとここで気になる所が!
この部分です。
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この赤い円で囲った部分!
他の白い線と形が違いますよね?
ここの赤い円の中の白い線は
アルファベットの
『S』みたい。。
この場合に必要なのが
先ほど出てきたロットという
道具なのですが、
このロットを何回転
巻くのか?
という所がポイントです。
1回転巻くのか、
1回転半巻くのか、
2回転、2回転半、3回転・・・。
ただ単に
薬の強さだけでなく
ロットの回転数も
大事なんですよね(^_^)
そんなことを考えて
ロットを巻いていきます。
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しかし!!
これだけではありません!
パーマをかける時には
まだまだ重要なことがあるんです。
それは
パーマ液の強さです。
つづきは
明日のブログにて(^_^)