人を育てる
昨日のお休みの日に
録画しておいた『ザ・ノンフィクション』を
観ました。
『ザ・ノンフィクション』は
毎週日曜日の14時から
フジテレビでやっています。
今回の内容は
大工さんを目指す若者を追った内容でした。
横浜市にある家具の製作会社
「秋山木工」が舞台です。
一流の職人を目指し
入社した新人たちは、
住み込みで5年間修業する
いわゆる“丁稚奉公”。
酒もタバコも恋愛も禁止
ケータイ電話は私用で使えず、
家族への連絡は手紙だけ。
おまけに修業期間は、
男性も女性も丸刈り。
今の時代にすごい規則ですね。
2022年秋に若手職人日本一を競う
「技能五輪」全国大会へ向けて
練習をしていた山田くん(22才)が
突然、秋山木工を辞めること・・・。
これで残る丁稚(職人になる前の段階)は
2017年入社の内藤くん(29才)と
加藤くん(27才)の2人のみ。
本来の丁稚期間を過ぎても
職人昇格に「待った」を
かけられている
ちょっと弱々しい2人。
そんな若者を
追いかけた内容でした。
私がこの仕事を覚えるために
努めていた修業先も
全寮制でした。
食べる、寝る、働く、学ぶ
このすべてを先輩、同期、後輩と
過ごします。
なのでそんな自分の昔と
『秋山木工』の舞台を
ダブらせて観ていました。
秋山木工は最近
新人が入っても辞める人が多く
それが社長の悩みでした。
これはこの会社だけでなく
今の時代は、どこの会社も
同じ悩みはあると思います。
理容業界も同じで
美容師さんに比べてなり手が
少ないです。
美容師さんの20分の1しか
理容師のなり手がいません。
そんな少ないなり手の中で
さらに辞めていく現状。
もちろん、問題点はたくさんあるのですが
同じ仕事を志した者として
寂しく想います。
今までと同じ教え方では
ダメなのだろう・・・。
経営者は皆
感じていると思います。
でも、どうしたら良いのか
分からない。
そんな悩みを聞きます。
私が同業者を応援する上で
このあたりの悩みを解決出来ていかないと
理容業界が明るくならないだろう
と感じています。
ゲインでは雇用をしていないですが
子育てをしていく上で
我が子をどのように
教えていけば良いのだろう!?
と考える日は少なくありません。
勉強も野球も
なんでこんなに出来ないのだろう?
と思ってしまいます。
それでも楽しめるように
少しずつ出来るようになってくれれば良い。
解けなかった問題が
出来る楽しさを。
打った感触を。
勝った喜びを
感じて欲しい。
その想いで伴走しているわけで。
子育ても
人を育てるのも一緒なのかなと・・・。
昨日の夜、
長男が
明日、お父さん休み?
休みだったら明日
ノックしてほしいな!
長男なりに出来ない自分を
なんとかしようと思っているのでしょう。
これからお父さんの
”愛情ノック”やって来ます♪
それでは、また明日。