こんにちは、
理容室経営塾gainerの
タカです。
理容師さんのお役に立つ
記事を書いています。
あなたの毎日のサロンワークの
ちょっとした気づきになれたら
嬉しいです。
さて、今回のテーマは
『お客さまのお話の聞き方』
についてです。
お話の聞き方って具体的に
教わったことなんてないですよね。
自分の知識や経験などから
お客さまのお話を聞いている方が
ほとんどではないでしょうか?
また、
私たち理容師は施術中に
お客さまとの会話で
余計な一言を言ってしまった!
なんて経験をしたことも
一度はあるのではないでしょうか?
これってなぜ起きるのでしょうか?
それは相手が話をしている最中に
自分が何を話そうかな~
って考えているから起きます。
『話を聞く』という
”聞く”には3つあります。
①聞く
②聴く
③訊く
↑↑↑
この3つです。
順番に説明をしていきましょう。
①聞く
この聞くという字には
『耳』という漢字が使われています。
つまり、
この『聞く』は
耳でただただ聞いている状態です。
BGMを聞いているような
聞き方ですね。
次に
②『聴く』について。
この『聴く』というのは
『心』という字が使われています。
文字通り『心』で
聴いている状態です。
最後は
③『訊く』についてです。
この漢字には
『口』という字が使われています。
文字通り、聞きながら
何を言おうか考えている状態です。
人の話を聞いている時に
最も多いのがこの『訊く』です。
相手が話をしている最中に
自分の考えを言おうとしています。
自分と同じ意見の人ならば
まだ良いのですが、
自分と違う意見の場合、
話しているそばから
次に自分の話をしようとします。
もしくは
ジャッジ(判断)しながら
聞いています。
それは、違うな!
とか
そうは言うけどね・・・。
みたいに
その方のお話について
良い、悪いを決めながら
聞いています。
私たち理容師は
お客さまとの話には
特に気をつけなければなりません。
お客さまが話をして下さる場合、
ただただ、聴けばOKです。
そうです。
心で聴くのです。
その話に対して
”良い”、”悪い”を決めずに
聴きましょう。
この聴き方を
『傾聴』と言います。
人は否定されると
心を開きません。
良い悪いを決めずに
ただただ聴く。
人は否定をされる人には
だんだんと話をしようとは
思わなくなります。
でも・・・、
自分が思ってもいないのに
相手の話を肯定するのは
嫌だな。
という方もいると
思います。
そんな方はどうしたら
良いでしょうか?
次回に続きます。
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