夏に取り組む育毛法
こんにちは、茨城県北茨城市の
バーバーショップゲイン
佐藤たかひこです。
髪を通して役に立つ情報を
発信しています。
シリーズでお伝えしています
「ネットやテレビでは教えてくれない育毛の真実」
前回のお話はこちらです。
↓
今回は、この続編で
「夏に取り組む育毛法」です。
夏の季節の育毛法で最も大切なのは
「胃腸に負担をかけない」
ということです。
人間の身体も自然の一部なので
身体の働きも季節によって変わります。
冬の季節は寒いので
毛穴を閉じて熱を逃さないようにするので
身体の内部は温かいです。
反対に
夏の季節は暑いので
毛穴を開いて熱を発散するようにするので
身体の内部は冷えています。

冬の季節は、毛穴を閉じて
熱を逃さないようにするので
身体の内部は温かいです。
その分、
手足は冷えやすくなります。
また、服装も大切です。
身体の中の熱を逃さないように
肌を覆うような服装を心がけましょう。
特に
下半身を温める服装が大切です。
ちなみに
冬の間、閉じていた毛穴を
夏に向けて開いていく時期が
2月〜3月に行います。
つまり
2月〜3月には
毛穴が開き始まります。
もちろん
2月、3月はまだまだ寒いので
冷たい風が身体の中に入りやすくなります。
もしかしたらこれを読んでいるあなたも
真冬よりも春先の方が「冷え」を感じる方が
いるかもしれません。
それにはこういう理由があったんですね。
なので
春先こそ防寒対策をしっかりやることが
身体を整えて、
夏に向かって髪を生やすポイントです。

続いて夏の身体です。
夏は暑いため
身体の中を冷やそうとして
熱を逃がそうとする働きがあります。
そのため身体の内部が
冷えやすい時期です。
特に冷えに弱い臓器が
「胃腸」です。
人間のお腹は一年の中で
夏が一番冷えています。
そこでおすすめなのが
夏の腹巻です。
薄いもので良いので
ぜひ夏の腹巻を試してみてください。
特に便がやわらかい方には
おすすめです。

では、
ここで自分のお腹を触ってみてください。
そして
もう一方の手で自分の脇の下を
触ってみてください。
どちらが温かいですか?

同時に触ってみましたか?
お腹の方が脇の下よりも冷たければ
あなたのお腹は冷えています。
要注意です!!
このような方は
胃腸が弱っています。
特に汗をかいた後にお腹を触ると
いつもよりも冷たいのが分かると思います。
人間の血液には
「血を届ける優先順位」があります。
↓↓↓
血液は最初に
『脳・心臓』に行きます。
次に
『胃腸』
そして
『肝臓・腎臓」
なくなったら困る臓器に
順番に血液は届きます。
『肝臓・腎臓』の次は
『皮ふ』です。
『皮ふ』は臓器を守るので
意外にも優先順位は高いです。
皮膚の次は
『精巣・卵巣』です。
精巣や卵巣は
子孫を残すための臓器なので
皮ふよりも優先順位が低いです。
これらのすべての臓器に血液が行き渡ったら
ようやく『髪・ツメ』にやってきます。

↑
上の図を見ると「胃腸」の優先順位が
かなり高いですよね。
なぜ、胃腸への優先順位が
高いのでしょうか?
それは胃腸で食べ物を消化して
栄養にするために
たくさんの血が必要だからです。
ということは・・・、
お腹が冷えていると
人間の身体は、
お腹(胃腸)を整えようと
血をたくさん送り込みます。
となると
髪に行く血が少なくなります。
ということは
胃腸で余った血が
髪になると言っても過言ではありません。
だからこそ
温かい食べ物と温かい飲み物で
身体の内側から温めること。
そして外側からは
「腹巻」でお腹を温めることが
大切なんです!!
夏こそ「腹巻」!!
では、夏の季節に胃腸が弱くなると
どんな症状が身体には起きるのでしょうか?
・鼻水
・鼻づまり
・目やに
↑
このようなことが身体に置きます。
胃腸が整っていれば人間の身体は、
汗や便で「老廃物」を出します。
汗や便で出しきれない老廃物が
鼻や目から出ようとして
鼻水や鼻づまり、目やにで
出てきます。

前日に胃腸に負担のかかるものや
小麦が原料の食べ物を多く食べると
翌日に鼻水が出るのが
これにあたります。
また前日の夜に食べ過ぎたり
飲み過ぎた翌日に、
のどがイガイガしたり、
吐き気があったり、
たんがからむというのも
これにあたります。
また味の濃いものや甘いものも
胃腸に負担がかかります。
甘いものを食べたり、
食べ過ぎると
身体がだるくなったり(特に朝)
気分が沈んだり、
やる気が出ないのも
胃腸に負担がかかるからです。
下痢をしているということは
消化ができずに流れている状態です。
食欲がないのは、前に食べたものを
胃腸が消化ができていないので
「これ以上お腹に入れないで!」
と言っているサインです。
こんなこともあります。
胃腸が弱っているのに
食べても食べてもお腹が空く方。
こういう方は、健康なのではなく
食べたものが消化できずに
栄養になっていないからお腹が空くのです。
特に食後のデザートがやめられない方は
胃腸が弱っているからです。
胃腸が弱っているから消化ができず
栄養にならないから
糖分を欲しがっている状態です。
このような方の特徴として
手や顔が黄色にくすんでいきます。
顔が黄色くなる!?
これってどういうことなのでしょうか?
先ほど出てきた身体の老廃物というのは
黄色い液体です。
この黄色い液体が
汗や便から出しきれない場合、
お肌の毛穴から出てきます。
この毛穴から出てくる場合は
良いのですが、
これでも出しきれない場合は、
皮膚から出します。

人間の血管は、
老廃物を運ぶ役割もあります。
血管の中の老廃物は
いろいろな所から出すのですが
皮膚からも出します。
皮膚のすぐ下にある毛細血管を通り
皮膚から出てくると
お肌が黄色にくすんでくるというわけです。

このように胃腸が弱っている方は
胃腸の反射区である頭頂部の髪が
白髪になったり、薄毛になったりします。

胃腸が弱っている方は
こんな食べ物を好む傾向があります。
↓

でも、こういうものって
とっても美味しいんですよね。
私も好きなので気持ちがわかります。
こういうものは消化に悪いので
食べ過ぎない、飲み過ぎないことを意識して
できるだけ”よく噛んで”食べることを
特に意識しましょう。
よく噛むことで消化されやすくなるので
胃腸の負担が減ります。
また、胃腸が弱い方は
温かい食べ物や飲み物を摂ることを
おすすめします。
特に!
朝起きてからの食事は
温かいものを摂りましょう。
寝ている間は身体が冷えているので
胃腸も冷えています。
胃腸のウォーミングアップとして
朝は温かいものを食べましょう。
どんなものが身体が冷えるの?
どんなものが身体が温まるの?
という方はこちらを参考にしてください。
↓

体調が悪い時や疲れている時は
身体が冷える食べ物は控えましょう。
よく聞くのが、
「体調の悪い時は食べて栄養をつけないと
治らないよ!」
という言葉。
これって食べ物がない時代の話です。
現代では食べ過ぎて体調を壊しているので
無理に食べずに寝るのが一番です。
毎日の食事は、
身体の健康と髪につながっているんですね。
ここからは
「猛暑の後は抜け毛になる!」というお話。
年々厚くなる猛暑の夏、
熱中症や夏バテになる方が増えています。
実は、猛暑の時は熱中症や夏バテ以外にも
抜け毛やウツ病になる方が増えています。
原因は、
「水」と「血」が足りなくなるからです。
身体を維持するために
大切な要素が「水」と「血」です。
この「水と血」は食べ物や飲み物を
消化して作られます。
このことを「汗血同源(かんけつどうげん)」
といいます。

暑い時期に汗をたくさんかくと
身体の中の水が減ってしまいます。
身体の水分が減ると熱中症になって
命が危険になります。
そこで同じ食べ物の栄養から作られた
血から水に変えます。
水に変えたので血が足りなくなります。

となると・・・、
血が足りなくなります。
髪の毛を作る大元である
血が足りなくなると
髪が作れなくなります。

以前お伝えしたように
血は、脳や心を整えるので
血が少なくなると不安感が強くなって
ウツになりやすくなります。
もちろん、
白髪も抜け毛も増えます
そこで大切なのが
この水を補給することです。
水を補給することなんですが、
この水っていうのが
ただの水分ではありません!!
身体の巡りを良くする
水でないといけません。
身体を潤すための水でないといけません。
ところが・・・、
世間一般に知られている水分補給の方法だと
身体を潤す水にならないどころか、
反対に老廃物になってしまい
体調不良になってしまいます。
ほとんど人の水分補給は、
冷たい飲み物であったり
常温の飲み物が多いです。
これはどちらも体温より低い温度なので
胃腸を冷やしてしまいます。
体温より低いものを胃腸に入れても
消化はできません。
消化できなかった飲み物は
老廃物として溜まって
「水毒(すいどく)」となります。

↑
このような症状が出ている方は
とにかく体温よりも高い温度の
飲み物を飲みましょう。

甘くて冷たい飲み物や
温かい味噌汁に変えてみてください。
よく聞くのが
「水を1日に2リットル飲みましょう!」
という健康法。
実際に1日2リットル以上の水分を
毎日飲んでいた方が
突然めまいを起こしてが
歩けなくなって寝込んでしまった
ということがありました。
病院で検査受けても原因が分からず・・・。
これこそが「水毒(すいどく)」です。
水の飲み過ぎです。
1日2リットル以上の水分が必要って言われてるのは
食事に含まれるスープとか野菜とか果物の
水分を含めて2リットルなんです。
例外として
アスリートとか外で暑い中
仕事をしている方は別です。
そういう方以外の人は、
1日2リットル以上は飲み過ぎです。
これでは体調不良になります。
やみくもに水分を飲むのではなくて
喉が渇いたら少しずつ飲むのがおすすめです。
とはいえ、
「オレは暑がりだし、汗かきだし
温かい飲み物なんか飲めないよ!」
と言う人いると思います。
ではここで
冷たい飲み物をお腹の中に入れると
どうなるか考えてみましょう。
冷たい飲み物をお腹に入れると
お腹が冷えます。

血液の性質で冷たいものは下に行くので
冷えたお腹から下で滞って
下半身が冷えます。
反対に熱くなった血は
上でとどまる性質があるので
お腹とか下半身が冷えていると
頭に血が昇ってよけいに熱く感じます。

暑い時期は、
熱を発散させて
寒い時期は、
熱を閉じ込める働きがあります。
夏の季節に冷たいものを
飲んだり食べたりすると、
身体は「寒いな!冬の季節が来たぞ!!」
と感じます。
するとどうなるのでしょうか?
「冬の寒い季節が来たぞ!!」
と感じて毛穴を閉じます。
毛穴を閉じて熱を逃がさないようにします。

毛穴を閉じて熱を逃げないと
熱がこもってより暑さを感じます。
そうなるとさらに暑さを感じて
冷たいものが欲しくなって・・・、
悪循環になります。
では、どうしたら良いのでしょうか?
そこでおすすめなのが
温かい飲み物を飲むことです。
頭が熱くて足が冷たい状態の時に
温かい飲み物を飲むとお腹が温まります。
すると
下半身の冷たい血が上に上がり、
頭に止まっていた熱が下がります。

こうなると頭が熱くなることがなくなり
喉も乾かなくなります。
つまり
これが頭寒足熱の状態です。
このようにすれば
猛暑でも暑さはそこまで感じないですし、
病気の予防もできます。
(夏バテしない)
いかがでしょうか?
夏の暑い時期に
冷たい飲み物と温かい飲み物では
こんな違いがあったんですね。
つづいては、
猛暑になると見かけるのがこんなアイテム。
↓

持っている方も多いのではないでしょうか?
実は、このアイテムは
育毛には向いていません。
というのも首は
ホルモン系の臓器と関わりが深いからです。
首を長い期間冷やしすぎると
ホルモン系の病気や脳の病気に
なりやすくなります。
なので
冷やす部分と冷やさなくていい部分が
あるということを知りましょう。
猛暑の中、どうしても体熱を冷やしたい
という時は、手のひらを冷やしましょう。
首と違って手のひらは大事な臓器と
つながっていないので
手のひらを冷やしましょう。
では、熱を取るのはどこでしょうか?
それは頭です。
正確には後頭部の生え際から下は温めて
上は冷やしましょう。
↓

この頭を冷やすのに最もおすすめなのが
頭皮の化粧水です。
頭皮の化粧水はワシャワシャつけて良いですが
首から下(生え際から下)には垂れないように
注意しましょう。
そして猛暑になるといるのが
保冷剤で冷やしたり、
冷水で頭をすすぐ人。
一見、冷たくて気持ちが良さそうですが
頭の冷やしすぎは
反対に熱がこもりやすくなります。
なので
頭をすすぐ温度は
35度〜36度くらいにしましょう。
あくまでも頭は冷やすものではなく
熱を取ると覚えてください。
暑い中、運動をすると
血流が良くなるので良いのですが、
頭も身体も熱くなってしまいます。
そうなると汗をかき過ぎたり、
体が照りすぎによりバテやすくなり、
熱中症の危険が高くなります。
髪と身体の健康には「頭寒足熱」です。
運動の休憩中や運動後前には
頭に化粧水をつけて
頭のクールダウンをしましょう。
ここで髪が生えやすい頭皮を作るための
頭皮の化粧水の役割をおさらいしましょう。
頭皮の化粧水にはこの2つの役割があります。
↓
①頭寒足熱にしてくれる
②健康な頭皮作り(保湿)
①頭寒足熱にしてくれる
なぜ頭寒足熱が良いのでしょうか?
↓
・髪も肌も血液から栄養と酸素をもらいます。
↓
・健康な髪を育てるには「血のめぐり」を
よくすることが大切です。
↓
・脳と目をたくさん使うと頭に血が滞り、
頭に熱がたまります。そうなると
下半身が冷えやすくなります。
↓
・足もとを温めて、頭を涼しくすると
頭寒足熱の状態になるので
髪と肌の栄養である血液が巡ります。
↓
そのためには頭皮の化粧水で
頭を冷やしましょう。
②健康な頭皮作り(保湿)
なぜ健康な頭皮作りである
保湿が必要なのでしょうか?
↓
・皮膚トラブルの原因は乾燥と炎症です。
↓
私たちのお肌や頭皮は、
・洗う時の刺激
・紫外線
・花粉
・黄砂
・空気の乾燥
これらにより「乾燥と炎症」が
起きています。
↓
・髪が植物だとすると
地肌は「土」です。
水分がしっかりあるやわらかい土の方が
丈夫な植物が育つように、
頭皮用の化粧水をつけることで
頭皮がやわらかくなり
髪が生えやすくなります。
↓
育毛剤の浸透が良くなります。
いかがでしょうか?
首は冷やさず、頭の熱を取る。
もしかすると今まであなたが聞いてきたものとは
少し違ったものもあったかもしれません。
でも、こういう一つ一つを変えていくことが
体質改善育毛法には大切です。
夏の育毛への取り組み方の参考になれば
嬉しいです。
次回は、秋の育毛への取り組み方です。
それでは、また次回。
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頭皮カウンセリング60分を受け付けています。
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