登山シリーズ第4弾~④幻想的な朝焼け
こんにちは、茨城県北茨城市の
男性専門ヘアサロン
バーバーショップゲイン
佐藤 たかひこです。
前回の続きです。
前回の記事はこちら。
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燕岳と北燕岳に登ったオレは、
この日に泊まる予定でした『燕山荘(えんざんそう)』へ。


燕山荘に入るとスタッフの方が
食堂やトイレ、乾燥室などの場所の案内や
各施設の使い方、注意事項を
丁寧に説明してくださいました。
やがてオレが寝る所へと案内されると・・・。
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『狭っ!!』
「起きて半畳、寝て一畳」という言葉を
思い浮かべます。
人間が一人生きていくのに必要な空間は、
起きている時に畳半分、
寝ている時に畳一枚あれば十分という言葉。
まさにそれ以上の贅沢をいましめるのに
ぴったりな空間です。
部屋に着いたオレは、
登山リュックの中から着替えを取りだし、
お顔のクレンジングシートや
身体をふくボディシートを持ってお手洗いへ。
標高2800mの山小屋には、
当然、シャワーなどはないので
身体をふくしかないわけで。
9時間も歩いたので
身体がベタベタかと思いきや
そこはさすがの登山ウェア&登山下着。
身体がサラサラなんですよね。
とはいえ、
そのままだと気分的にスッキリしないので
全身をボディシートでふきふき♬
そして寝る時の服と翌日の登山服を
兼ね備えた服に着替えさっぱり♬
ちなみに基本的に山小屋泊では
ほとんどの人は着替えないそうです。
着替えた後は
翌日の下山に備えて荷物の整理です。
山小屋の消灯は、20時30分。
夕食後にゆっくり荷物の整理なんて
できないんですよね。
この日の登山中に出たゴミなどを
まとめたり、
(山小屋にはゴミ箱がないので
ゴミは全て持ち帰りが絶対ルール)
明日の段取りをしました。
やがて時刻は17時。
食堂の前には長蛇の列が!!
『こんないるの?』
というくらい並んでいます。
やがてオレの順番になり
ツアーのみんなと合流。
美味しそうな食事!(^^)!

夕食の後は、
ツアーのみんなが集合して
添乗員さんのストレッチ教室。
このストレッチ教室が
凄すぎました!!
当初、気休め程度にしか感じなかった
このストレッチのせいで
翌日の筋肉痛がゼロ!!
やがて時刻は20時30分。
館内の明かりが消されました。
ほとんどの方は、
まだ眠りにはついていない状態。
オレは、眠れなくても目を閉じて
身体を横にしていればOK。
もし寝れたらラッキー☆くらいに
思っていました。
携帯の電波は、1本だけあったり
圏外だったり。
そんな状態なので
もちろんスマホは見ずに
デジタルデトックス。
少しウトウトしかけたその時!!!
妻から電話が!!
当然、オレの状況は知っているはずだし
何かがあったのだろう。。。
急いで電話に出ようとするも
切れてしまい、
そこから圏外になってしまいました。
オレは、急いで山小屋の外に行き
電波がつながる所がないかと
ウロウロしている1本だけ電波が立ちました。
妻に電話をかけると・・・、
妻
『やまちゃん(次男)が
救急車で運ばれた!!!』
たかひこ
『何!!何があった???』
妻
『jkさgだしudsgilうg』
ここで電波が切れてしまい
つながらない状態。
ようやく1時間後
電話がつながり、状態を確認すると
やまちゃんが放課後のグランドで
ブランコ遊びをしていた時に、
ブランコから顔から落ちて
気絶をしていたらしく
学校に残っていた先生が
救急車を呼んでくださったとの事でした。
幸い、顔はひどい傷でしたが
頭への影響は無かったので
大事にはいたらず。。。
良かった、良かった。
それにしても
相変わらずなんでこのタイミングで!?
という時に
問題を起こすやまちゃん。
先生方に感謝です。
そんな慌てた時間を過ごしていたオレも
やまちゃんのその後を聞いて一安心。
山小屋の外に出て見ると
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満点の星空でした。
月が満月を過ぎたばかりで
思ったよりも明るかったですが、
標高2800mから見上げる星空は
格別でした。
画像の下の方の見える街明かりは
安曇野の明かりです。
その後、3時間ほど眠りについて
時刻は午前1時半。
思ったよりもスッキリしたかな
という感覚でした。
その後は寝れず
3時半を過ぎるとあちらこちらで
人が起き始めガサガサと物音が。
そして4時20分、
館内の明かりが一斉につきます。
食堂に向かいます。
朝食は5時スタート。
もし、1回目の順番で食堂に入れないと
2まわり目に回されます。
今回は添乗員さんが
場所を確保していてくれたおかげで
個室風のところに入れました。
ご来光まであと少し!!
急いで食べて
オレは外に向かいます。
外に出た瞬間・・・、
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↓
↓

なんという景色なんでしょう。。。
圧倒的な景色に・・・、
『うわぁぁぁ・・・・・。。。』
言葉が出てこないほどの迫力。
標高2800mに泊まったからこそ
見れるこの景色。
富士山の8合目の山小屋よりも
標高は低いけれど
富士山よりもはるかに空いていて
ゆったりと時間が流れていました。
どんどんと空が明るくなっていき
近くにいた方に写真を撮ってもらうことに。

日本人だと思ってお願いしたら
台湾人でした(^_^;)
さすがは世界のアイフォン。
使い方も世界共通なので
『OK!』の一言。
昨日に登った燕岳です。
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いよいよ日の出です。
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過去最高の日の出でした。
頂上からの景色も
稜線から見る山々の雄大さも
満天に輝く星空も
日の出前の幻想的な雲海も
黄金の朝焼けも
そのどれもが行った者だけが見れる景色です。
でも、オレがここに来れたのは
なぜだろうか?
支えてくれる家族の存在、
日々仕事に打ち込める喜び。
どれも当たり前ではなく
かけがえのない贈り物なのかも。。。
目の前にあるすぐに手にできる物や成果を
追いかけてしまう日常の中で、
今回この場所で出会った自然の美しさは
何ものにも代えがたいものでした。
どんなにネットが発達しても
身体で感じるのは行った者にしか分からない。
行動をしたからこそ見れた世界。
行動をしたからこそ感じれる感謝の想い。
幸せになる行動を起こす大切さ。
『幸動』
あれができない、これができないと
グチを言わずに
自分の命を喜ばせよう。
自分が喜んでいないと
人を喜ばせることなんて出来ない。
さぁ~また頑張って志事をしよう♬
そしてまた山に登ろう!
だって、そこに山があるのだから。