親父の背中〜その8
前回の記事
↓
火葬が終わり
そろそろ喪主としての挨拶を考えなくては!
と、気ばかり焦る。
生前の父との思い出を振り返る。
父には人としての教えを
たくさんもらった。
父の教えの中の一つに
『判断に迷ったら損をする方を選べ!
得をする方を選ぶな!』
という教えがあった。
その言葉通り父は、
困っている人がいると無償で助け
自らが損をする方を進んで選んだ。
なかなか判断出来ることではないと思う。
オレが同じ状況に置かれたら
まちがいなく選べなかった方を
父は選んでいた。
そしてそれを黙って見守った母も強い。
夫婦そろって損をする生き方を選んでいた。
いつか父の告別式で
あいさつをする時が来る!
それは分かっていた。
でも、
それは遠い未来であって欲しい。
決して近い未来であって欲しくない!!
そう思ってはいたが
やはり来たのだと感じる。
父からの最初のバトンタッチ。
しっかりと受け取り
しっかりと見送りたい。
つづく。


