登山シリーズ第4弾~総集編
①富士山よりもカッコいいじゃないか
こんにちは、茨城県北茨城市の
男性専門ヘアサロン
バーバーショップゲイン
佐藤 たかひこです。
あっ!
違いました!!
いくつになっても冒険野郎
佐藤たかひこです。
実は、定休日にお休みを1日プラスして
冒険に行っていました。
勘の良い方は、お分かりですね。
そうです!
登山です
思い起こせば
この時が始まりでした。
↓↓↓
そしてこの時に
山登りの味をしめて次はこちらへ。
↓↓↓
2つの山を登ったオレは、
もっとチャレンジしたくなってきました。
そして3番目に選んだのが
昔のお坊さんが修行のために登ったと言われている
急登(きゅうとう)で有名な「日光男体山」
↓↓↓
それまでの2つの山とケタ違いな
『日光男体山』。
登りの大変さを表わす平均斜度と歩行時間の
標準タイムで登れたオレは、
さらなるチャレンジを考えました。
最初に考えたのは『富士山』
日本人ならば
”誰でも一生に一度は登りたい!”
と言われていますよね。
そこでまずは休みを確保して
富士山に挑戦をすることにしました。
そこで昨年はお休みを
7月2日から三日間確保しました。。。
しかし、
オレの勝手な思い込みで
富士山の山開きは7月1日からと思っていましたが、
富士山の山開きって
7月に第2週くらいからなんですよね。
1年半前から休みを確保したのに
自分の思い込みでチャンスを逃してしまいました。
そして今から1年前に
今回の休みを確保しました。
今回こそ、
富士山に登ってやるぞーーー!
と、思っていましたが
富士山のニュースと言えば、
登山客の多さと外人からの人気もあって
大渋滞のニュースばかり。
オレが求めている山登りは、
はたして富士山なのか・・・?
そんなことを自問自答していました。
そんな時にgainに来て下さるお客さまの
Kさんから『北アルプス』の良さを
教えていただきました。
そうか!!
北アルプスが登山の世界では
有名なのか!!
富士山に登りに行くというのも良いけど、
”北アルプスに登りに行く!”
と言った方が
なんかカッコ良くね~
そんな浅はかな考えもあり
北アルプスに興味を持ち始めました。
そもそも日本には、
日本三大アルプスというのがあって、
↓↓↓

-
北アルプス(飛騨山脈)
富山県・岐阜県・長野県・新潟県にまたがる、
日本アルプスで最も北に位置する山脈です。
最高峰は奥穂高岳。
-
中央アルプス(木曽山脈)
長野県にあり、北アルプスと南アルプスの
間に位置する山脈です。
最高峰は木曽駒ヶ岳です。
-
南アルプス(赤石山脈)
長野県・山梨県・静岡県にまたがり、
日本アルプスで最も南に位置する山脈です。
北岳は日本で2番目に高い山です。
理由というのが、
標高が特に高く、美しい山の姿、
そして開放感のある大縦走が楽しめることから
スイスのアルプスに例えられ
「日本アルプス」と呼ばれるように
なったそうです。
話を元に戻しまして
北アルプスにデビューをするのに
おすすめなのが『燕岳(つばくろだけ)』らしく、
それならば富士山に行くよりも
なんか良いかも!!
と思い、
燕岳登山の計画を立てることにしました。
燕岳の登山口は、
長野県安曇野市にある中房温泉という場所で
調べてみると・・・、
↓↓↓

車で6時間の距離・・・。
Googleで6時間ならば
オレの運転ならば8時間か・・・。
遠い!!
やっぱり茨城からは遠いんですよね。
gainに来て下さるお客さまはご存じのように
オレ、車を運転すると
眠くなってしまうんですよね。
そんなオレが片道6時間越えだなんて
ありえんわ!!
休憩入れたら8時間はかかるだろうな。
そんな時、ネットサーフィンで
旅行会社の企画で
『燕岳ツアー』が出ているのを見つけました。
どうせ日程が、土日中心なんだろ?
半ば、あきらめムードで
日程を調べてみると
なんと!!
オレが富士山のために確保したお休みの日と
がっつり一緒じゃね~か♬♬♬
これは、良い縁だな!
と感じてすぐに申し込みました。
そのツアーは、
新宿駅集合と燕岳登山口の最寄り駅である
穂高駅集合の2つを選べるものでした。
ツアーの日程を調べると
最終日に新宿に戻ってくるのが
19時半~20時。
万が一遅れが出ると
最終の電車に乗れない可能性がある。。。
そこで振り返ったんですよね。
初めて筑波山に登った時、
帰り道に『登山って良いな!』
って思ったんですよね。
その帰り道に
山登りに合う車を買おう!
遠い山に登り行くのに
運転に困らないように。
登山前に車中泊が出来るように。
ソロキャンプにも合うような。
そんな想いで今から2年前に
車を変えたんですよね。
そうか!
ドライブと一人旅と登山を組み合わせた
そんな心地良い状態を目指してたんだよな~。
てゆーか、
今回の登山旅がまさにそれじゃね~か!!
今、やらないでいつやるんだ。
今まで長距離運転を避けてきた
オレですが、
そんな事もあって車で行くことになりました。
②前泊から出発
長野県安曇野市にある穂高駅まで
車で行くことにしたオレは
1週間前から車に荷物を詰め込み
いざ出発====
休憩なしで片道6時間のルートが
8時間かけて着きました。

集合場所の穂高駅に到着。
↓↓↓

もう眠くて眠くて
サービスエリアごとに仮眠を繰り返しながら
ようやく着きました。
ここで新宿から乗った
添乗員さんとツアー参加者13人(?)の方と合流です。
合流をするとマイクロバスで
登山口近くの山荘へ向かいました。
↓↓↓

初日はここに泊まって
翌日に備えます。
登山ツアーなので
部屋も相部屋。
相部屋の旅行なんて
初めての経験なので大丈夫かな・・・。
そんな心配もしながら。。。
部屋に案内されると
ツアーの男性陣である私以外の3人と顔合わせ。
みなさん私よりもかなり年上。
一番年上の方なんて78歳ですよ。
埼玉県の坂戸市からの参加でした。
その年で山登りにチャレンジをしているなんて
凄すぎですよね~!!
というか、
78。。。
78歳。。。
ウチの父と同じじゃないですか!!
凄すぎる!!!
そしてこの方、
さらに驚くべきことが!!
なんと日本百名山をすべて制覇!
カッケー—!(^^)!

もう話すことの全てがビックリ。
2人目の方は62歳の紳士。
千葉県市原市からの参加でした。
この方は定年をきっかけに
山登りを始めたそうです。
それまでは、バイクやゴルフを
やっていたそうですが、
ずっとやりたかった山登りに
定年をキッカケにスタートしたと
楽しそうにお話をしてくださいました。
年齢にとらわれないで挑戦する!
素敵なですよね。
3人目の方は、年齢を聞かなかったですが
おそらく50代の方だと思います。
奥様と一緒に参加をされて
楽しそうだったのが印象的でした。
この方は、なんと茨城県笠間市からの
参加でした。
いつも優しく話しかけてくださいました。
宿について温泉につかり
夕食までの間
4人でお話を楽しみ
夕食の時間が来ました。
この日の夕食はこちら。
↓↓↓

ビーフシチューが美味しいかったですね!(^^)!
夕食のスタートが18時だったのと
夜遅くに温泉は、
疲労が溜まることから控えましょう!
とのアドバイスにより
19時過ぎには、
何もやることがなくなりました。
もちろん、山奥なので電波は入らないので
強制的にデジタルデトックス。
そんな中、オレは運転の疲れもあって
19時半に就寝。
気がつくと深夜の1時半。
知らない人の中で寝れるかな~
と心配していたのも忘れて
一人は早々と6時間も寝てしまった(^_^;)
トイレに行きがてら
山荘のロビーにある写真集を眺めていました。
セルフで飲める温かいほうじ茶を飲みながら
山の写真を眺める。
なんという贅沢な時間なのでしょう。
1時間ほどロビーで過ごし
再び寝ることにしました。
さすがに6時間も寝た後なので
すぐには寝れず、
身体を横にして目をつぶるだけでも
いいかな~と思いながら
気がつくと4時半。
朝5時には大浴場が使えるというので
身支度をして暗い中、露天風呂へ。
川の流れに耳を澄ませながら
虫の声を感じながら、至福のひととき。
のんびりした後に朝6時半に朝食。
↓↓↓

バランスの良い食事で
美味しくいただきました。
朝食後はのんびりとはしていられません。
休む間もなく出発です。

日焼け対策と安全対策を整えて
いざ出~発!

毎度のことながら
ヘルメットをかぶっているのは
オレ一人。
でも、良いんです。
この一つ一つの対策が
自分を守り、家族を守るんです。
さぁ~この有明荘から頂上を目指します!

③燕岳&北燕岳登頂へ!
有明荘を出発した後は
歩いて登山口へと向かいます。

それにしても最寄りのインターから
この登山口までも車で1時間。
今回は、ツアーに参加したので
この1時間はバスに乗せてもらえたので
良かったですが、
道がとても狭い!!
途中、何度も車がバックをしながら
よけていました。
そしてなにより登山口付近の駐車場の
争奪が激しい!!
タイミングを逃すと駐められない車も
たくさんあるとか。
あ~今回はこの心配をしなくて
気楽でした。
さてさて、そんなことを思っていると
登山口へと到着。
↓↓↓

まわりの景色はこんな感じ。
↓↓↓
燕岳の登山道
↓↓↓

燕岳は、登っていくと
通常あるような1合目、
2合目というものではなく、
第一のベンチ
↓
第二のベンチ
↓
第三のベンチ
↓
富士見ベンチ
↓
合戦小屋
↓
燕山荘
↓
燕岳頂上
という表記になっています。
まずは最初の第一ベンチを目指します。


まずは第一のベンチに到着。

やはりツアーということもあり
安全性も考えてゆったりペース。
続いて第二ベンチに到着。
↓↓↓

さすがに暑い!!
汗が一気に噴き出してきました。
さぁ~第三のベンチを目指します。


燕岳の合戦小屋までのルートは
『北アルプスの三大急登』
といわれるほどキツくて有名。
さぁ~その合戦小屋まで
あと少しです。

合戦小屋までを歩いていると
森から抜けてきました。
空を見てみると・・・、

はい、gainのブログ読者のみなさんは
お気づきかと思います。
お天気・・・・、
なんと・・・、
晴れていますよね。
過去三度の山登りで
雨が降らなかった事は一度も無かった。
それが4回目にして今回、
晴れています。
もちろん、
山の天気は変わりやすいもの。
その中でも北アルプスの天気の変わりやすさは
有名なお話。
はたして、お天気はもつのか。。。
そして合戦小屋に到着!



この合戦小屋では『スイカ』が有名ですが
この日は売り切れ。
あとから登ってくる方達が
みなさん『え~スイカ、売り切れなの???』
と残念そうでした。
オレは、事前に買っておいた
『羊かん』でエネルギー補給。
みなさん、パンを食べる方も多いですが
オレの場合は、
羊かんの方が食べやすいんですよね。
それと、前回の日光男体山の登山の
6時間半の間、
何も食べずにバテた経験もあって
羊かんやラムネ、
塩タブレットを用意していきました。
『何かを学ぶためには、
自分で体験する以上に良い方法はない』
アインシュタインの言葉を思い浮かべました。
さらに進んで行くと
視界が開けてきました。


見えますか?
↓↓↓


↑↑↑
こちらは『槍ヶ岳』
北アルプスの槍ヶ岳は、標高3,180mで
天に槍を突き刺すような鋭い岩峰が特徴で
日本で5番目に高い山です。
ホントに槍みたいな形をしているんですね。
さぁ~すでに半分以上登ってきました。

しばらく歩くと宿泊する
日本一キレイな山小屋『燕山荘』が
見えてきました。

ここからは比較的歩きやすいですが
油断は禁物!
小股でゆっくりと確実に歩きます。
そして燕山荘に到着!

しかし、これで終わりではありません!
頂上はまだ先です。
この頂上を目指します。

流石に稜線に出ると
遮るものがないので
一気に風が強くなってきます。
すると珍しい岩が・・・・。
↓↓↓

まるでイルカのような岩です。
雨と風で自然に削られていっただけなのに
こんな形になるなんて不思議ですよね。
次は、真ん中に2つの穴があいています。
↓↓↓

通称、『メガネ岩』だそうです。
今度は、めったに見れないと
言われている
『雷鳥』です!!!



「雷鳥(らいちょう)」は、
日本アルプスを中心とした高山地帯に生息する
希少な鳥だそうで、
国の特別天然記念物にも指定されている
絶滅危惧種です。
もう少し詳しく知りたい方は
こちらにリンクを張っておきますね。
↓
富山観光なび
雷鳥を横目で見ながら
いよいよ頂上へ進みます。
↓↓↓
やりました!!!!!!
まずは北アルプス1つ目の登頂成功です!


頂上からの景色です。
ここからさらに進み
今度はもう一つの山頂である
『北燕岳』へ。


今回、特に気持ち良かったのは
『稜線歩き』でした。
今までの山は、
山頂に行ったらそれで終わりでした。
それでも十分満足でしたが、
この稜線歩きで
別な山に向かう醍醐味を
オレは今回の一番でした。
もちろん、足下はとても滑りやすく、
ガードをしてくれるものはなく、
危険ではあるのですが、
この縦走の良さを知って
さらに山歩きの良さに気づけました。
この後、もう一度歩いて来た道を戻って
『燕山荘』へ。
添乗員さんや山岳ガイドさんにお世話になり
1日目の9時間の山歩きを無事に終了です!
④幻想的な朝焼け
燕岳と北燕岳に登ったオレは、
この日に泊まる予定でした『燕山荘(えんざんそう)』へ。


燕山荘に入るとスタッフの方が
食堂やトイレ、乾燥室などの場所の案内や
各施設の使い方、注意事項を
丁寧に説明してくださいました。
やがてオレが寝る所へと案内されると・・・。
↓↓↓

『狭っ!!』
「起きて半畳、寝て一畳」という言葉を
思い浮かべます。
人間が一人生きていくのに必要な空間は、
起きている時に畳半分、
寝ている時に畳一枚あれば十分という言葉。
まさにそれ以上の贅沢をいましめるのに
ぴったりな空間です。
部屋に着いたオレは、
登山リュックの中から着替えを取りだし、
お顔のクレンジングシートや
身体をふくボディシートを持ってお手洗いへ。
標高2800mの山小屋には、
当然、シャワーなどはないので
身体をふくしかないわけで。
9時間も歩いたので
身体がベタベタかと思いきや
そこはさすがの登山ウェア&登山下着。
身体がサラサラなんですよね。
とはいえ、
そのままだと気分的にスッキリしないので
全身をボディシートでふきふき♬
そして寝る時の服と翌日の登山服を
兼ね備えた服に着替えさっぱり♬
ちなみに基本的に山小屋泊では
ほとんどの人は着替えないそうです。
着替えた後は
翌日の下山に備えて荷物の整理です。
山小屋の消灯は、20時30分。
夕食後にゆっくり荷物の整理なんて
できないんですよね。
この日の登山中に出たゴミなどを
まとめたり、
(山小屋にはゴミ箱がないので
ゴミは全て持ち帰りが絶対ルール)
明日の段取りをしました。
やがて時刻は17時。
食堂の前には長蛇の列が!!
『こんないるの?』
というくらい並んでいます。
やがてオレの順番になり
ツアーのみんなと合流。
美味しそうな食事!(^^)!

夕食の後は、
ツアーのみんなが集合して
添乗員さんのストレッチ教室。
このストレッチ教室が
凄すぎました!!
当初、気休め程度にしか感じなかった
このストレッチのせいで
翌日の筋肉痛がゼロ!!
やがて時刻は20時30分。
館内の明かりが消されました。
ほとんどの方は、
まだ眠りにはついていない状態。
オレは、眠れなくても目を閉じて
身体を横にしていればOK。
もし寝れたらラッキー☆くらいに
思っていました。
携帯の電波は、1本だけあったり
圏外だったり。
そんな状態なので
もちろんスマホは見ずに
デジタルデトックス。
少しウトウトしかけたその時!!!
妻から電話が!!
当然、オレの状況は知っているはずだし
何かがあったのだろう。。。
急いで電話に出ようとするも
切れてしまい、
そこから圏外になってしまいました。
オレは、急いで山小屋の外に行き
電波がつながる所がないかと
ウロウロしている1本だけ電波が立ちました。
妻に電話をかけると・・・、
妻
『やまちゃん(次男)が
救急車で運ばれた!!!』
たかひこ
『何!!何があった???』
妻
『jkさgだしudsgilうg』
ここで電波が切れてしまい
つながらない状態。
ようやく1時間後
電話がつながり、状態を確認すると
やまちゃんが放課後のグランドで
ブランコ遊びをしていた時に、
ブランコから顔から落ちて
気絶をしていたらしく
学校に残っていた先生が
救急車を呼んでくださったとの事でした。
幸い、顔はひどい傷でしたが
頭への影響は無かったので
大事にはいたらず。。。
良かった、良かった。
それにしても
相変わらずなんでこのタイミングで!?
という時に
問題を起こすやまちゃん。
先生方に感謝です。
そんな慌てた時間を過ごしていたオレも
やまちゃんのその後を聞いて一安心。
山小屋の外に出て見ると
↓↓↓

満点の星空でした。
月が満月を過ぎたばかりで
思ったよりも明るかったですが、
標高2800mから見上げる星空は
格別でした。
画像の下の方の見える街明かりは
安曇野の明かりです。
その後、3時間ほど眠りについて
時刻は午前1時半。
思ったよりもスッキリしたかな
という感覚でした。
その後は寝れず
3時半を過ぎるとあちらこちらで
人が起き始めガサガサと物音が。
そして4時20分、
館内の明かりが一斉につきます。
食堂に向かいます。
朝食は5時スタート。
もし、1回目の順番で食堂に入れないと
2まわり目に回されます。
今回は添乗員さんが
場所を確保していてくれたおかげで
個室風のところに入れました。
ご来光まであと少し!!
急いで食べて
オレは外に向かいます。
外に出た瞬間・・・、
↓
↓
↓

なんという景色なんでしょう。。。
圧倒的な景色に・・・、
『うわぁぁぁ・・・・・。。。』
言葉が出てこないほどの迫力。
標高2800mに泊まったからこそ
見れるこの景色。
富士山の8合目の山小屋よりも
標高は低いけれど
富士山よりもはるかに空いていて
ゆったりと時間が流れていました。
どんどんと空が明るくなっていき
近くにいた方に写真を撮ってもらうことに。

日本人だと思ってお願いしたら
台湾人でした(^_^;)
さすがは世界のアイフォン。
使い方も世界共通なので
『OK!』の一言。
昨日に登った燕岳です。
↓↓↓

いよいよ日の出です。
↓↓↓





過去最高の日の出でした。
頂上からの景色も
稜線から見る山々の雄大さも
満天に輝く星空も
日の出前の幻想的な雲海も
黄金の朝焼けも
そのどれもが行った者だけが見れる景色です。
でも、オレがここに来れたのは
なぜだろうか?
支えてくれる家族の存在、
日々仕事に打ち込める喜び。
どれも当たり前ではなく
かけがえのない贈り物なのかも。。。
目の前にあるすぐに手にできる物や成果を
追いかけてしまう日常の中で、
今回この場所で出会った自然の美しさは
何ものにも代えがたいものでした。
どんなにネットが発達しても
身体で感じるのは行った者にしか分からない。
行動をしたからこそ見れた世界。
行動をしたからこそ感じれる感謝の想い。
幸せになる行動を起こす大切さ。
『幸動』
あれができない、これができないと
グチを言わずに
自分の命を喜ばせよう。
自分が喜んでいないと
人を喜ばせることなんて出来ない。
さぁ~また頑張って志事をしよう♬
そしてまた山に登ろう!
だって、そこに山があるのだから。
⑤あとがき
今日は、今回の登山を振り返って感じたことを
書いてみようと思います。
良かった点と悪かった点を書き出してみます。
良かった点は・・・、
○知らない場所に行ってみる良さ
今回オレは、初めて長野県まで
車で行きました。
20代でスノボーをやってたいたころ
長距離バスに載って長野のスキー場までは
行ったことがあるものの、
その時は、東京から行ってたので
距離も短かったし、
自分の運転ではなかったので
今回は初体験でした。
いつもならばBGMを聴きながら
運転するオレですが、
今回は、車の窓から見える
山々を見ながら走る気持ちよさは
なんとも言えない格別ものでした。
もちろん、
普段とは違う場所を走っているというのも
ありますが、
やはり、北アルプスを見ながら走るという体験が
なによりオレにとって新鮮だったのだと思います。
○車の自動運転の良さ
景色が違うので運転が出来たのもありますが
やはり6時間以上運転をするのは
オレにとっては負担なことに代わりはありません。
4年前から自動運転の車に乗り始めて
身体の負担を少なくして出かけられる喜びを
感じています。
自動運転のおかげで
出かけても帰り運転の負担が
半分になったというところでしょうか。
今後、自動運転でない車を
買うことは想像出来ないくらい
気に入っています。
○前泊して登山する
今までの登山は、当日の朝に出発するか、
前日に車中泊して登っていました。
今回は、山荘に前泊したおかげで
寝不足にならず体調が良い状態で
登れたのが良かったです。
○エネルギー補給食
今までの登山は、水分だけ持って
何も食べずに登っていましたが、
今回は羊かんやラムネ、
アミノバイタルなどで補給をしたおかげで
楽に登れました。
○キレイな山小屋
初の山小屋宿泊をしました。
山小屋=汚いというイメージを持っていた
オレですが、
日本一キレイな山小屋という情報通り
キレイな部屋、キレイなトイレでした。
ここよりも清潔感の欠ける山小屋は
今後あるかもしれませんが、
初めての山小屋宿泊に『燕山荘』を選んで
良かったです。
○キレイな景色
先ほどのキレイな山小屋のおかげで
宿泊をしたのもあって
キレイな星空や日の出を見ることが
出来ました。
今までの違う体験は、
今までと違う世界を見ることが出来るということを
改めて感じました。
○ツアーでいくこと
今回、初めてツアーによる登山に参加をして
細々とした準備がいらなかったのはもちろん、
旅行中の段取りをやってもらえて
登ることに集中することが出来ました。
○山岳ガイドをつける
今回、初めて登山ガイドと一緒に
登りました。
ガイドさんの後を歩きながら
どこに足を着くのか?
どこをつかむのか?
どんな体重のかけ方をするのか?
後ろからじっくりと
観察をしながら歩くことが出来ました。
また、普段疑問に思っていることも
教えてもらえて勉強になりました。
○事前に道を調べる
登山道までのアクセスや行程など
しっかりと調べたおかげで
間違えることなく行程を終えることが出来ました。
○まだまだ余裕がある
今回、登ってみて12kgのリュックを背負い、
9時間を歩きましたが、
まだまだ余裕がありました。
余裕があるというのは
安全に登山ができるということなので
良いことですが、
正直、物足りなさも感じました。
もう少し体力を要する登山でも
行けるだろうな~とも感じました
○もっと重くても良かった
ホントはNGな行為だったとは思いますが
1.5kg多めに水を入れて
意図的にリュックを重くしました。
というのも
もし、テント泊をやった場合に
今よりも1.5kg~2kg重くなるため
それらを想定して重めにして登山してみました。
次に悪かった点を挙げてみようと思います。
○仕事終わりの運転は疲れる
予想はしていましたが、
仕事を終えてから運転をするというのは
思ったよりも眠気がすごく、
仮眠が多くなり目的地にたどり着くのに
時間がかかりました。
○荷物はもう少し減らせる
事前に調べてはいたものの
念のために持っていこう!
というのも持っていったため
荷物の量が多かったです。
もっと道具を厳選する必要があることを
感じました。
○登山ガイドが前を歩くこと
ガイドさんが前を歩いてくれるおかげで
勉強になる反面、
映えるような動画を撮ることが
出来ませんでした。
○聞かないと教えてくれないガイドさん
ガイドさんに質問をすると何でも教えてくれる一方、
聞かないと教えてくれないと感じる場面もありました。
もう少し積極的に質問をしても良いかな~
と感じました。
今後、やりたいことは?
○もっと体力を要する山にも行ってみたい!
今回までの登山で
自分の体力をある程度把握出来たので
それらを基準に今後の山を決めていこうと思います。
○テント泊もしてみたい!
山小屋の楽しみを知った一方で
標高の高い山にテントを張って泊まる体験も
してみたいな~と感じました。
山を登っている時、
どのくらいの大きさのリュックなのか?
どんな装備を持っているのか?
山小屋に着いてからは
山小屋の隣にテント泊用の場所があるので
どんなテントを使っているのかな?
と見ていました。
今度はテント泊にも挑戦してみたいと
思います。
最後に・・・、
今回、長野県まで行ったことや
山小屋に泊まったことなど
今までにないことに挑戦しました。
挑戦したおかげで
今までと違う景色が見れたり、
価値観を感じることができました。
ある程度、大人になってくると
仕事や家庭があって制限があると思います。
なので、今までにない趣味を始めようとすると
なかなか難しいというのが本音ではないでしょうか?
そんな方こそ
『ちょっとやってみる!』
というのが良いのかなと感じました。
オレは、この10年間で
一眼レフカメラ
自転車
キャンプ
登山
というように4つの分野に
手を出しました。
もちろん、どれも極めたわけではなく
中途半端ではありますが
どれも楽しんでいます。
いろいろやってみて思うことは
一つの趣味を持つと人生において得をしている!
ということです。
登山を知らなくても
人生において別に損はしていないと思います。
しかし、
登山をすると新しい世界を知れる!
という人生で得をすると思います。
これが登山でなくても
趣味はすべてそうなのかな~と思います。
釣りをしている人は
先ほどの登山の部分を釣りに変えると
分かるかもしれませんね。
↓
釣りをしていなくても
人生で損はしていない。
けれども
釣りをしている人は
人生で得をしている。
↑
という感じでしょうか。
時間ができたらやろう!
そう思っている間に
どんどん時間が経ってしまいます。
年を重ねた時に
『あ~あの時にやっておけば良かったな!!』
とならないようにチャレンジしてみるのも
良いですね!(^^)!
さぁ~次はどこに登ろうかな♬
それでは、また次回。