「なぜ理容師が“褒め”を語るのか?16年の想い」
「褒める」って
実は人生を変えるスイッチかもしれません。
あなたの一言が
誰かの一日を照らすことってあるんです。
でも…
「どうやって褒めたらいいの?」
とか
「褒めてるのに響かない…」って、
思ったことありませんか?
そんなあなたに贈るのが
“褒めること=価値を見つける力”
という新しい視点です。
ちょっと視点を変えるだけで
短所が長所に見えたり、
日常が感謝にあふれたり。
褒めるのは相手のため…
と思いきや、
実は自分自身も
豊かにしてくれる魔法だったりします。
理容師として16年間
ブログを書き続けてきた私が、
親として、職人として、
一人の人間として伝えたかった
“本音の褒め方”。
ちょっとだけ
のぞいてみませんか?
こんにちは、
茨城県北茨城市の
男性専門ヘアサロン
バーバーショップゲイン
佐藤 たかひこです。
髪を通してみなさまの
お役に立つ情報を
発信しています。
昨日、私が属している
コミュニティで
勉強会があったので
シェアしたいと思います。
勉強会のテーマはこちら。
↓↓↓

講師の西村博さんの
プロフィールはこちら。
↓↓↓
1975年 徳島県三好郡生まれ。
1995年 三菱自動車整備専門学校卒業後、
徳島三菱自動車販売株式会社に就職して6年間修業。
26歳で実家の西村自動車に就職、
28歳で父親と社長を交代するも、
あとから4,000万円の借金が
あることを知らされる。
そこから人材育成に力を入れるも
正論を伝えれば伝えるほど、
社員は拒否や拒絶をして変化を嫌った。
毎日ダメ出しの指導で
人間関係が悪くなり全員が退職。
また、家庭では7人の子どもに
恵まれるものの
仕事ばかりで家事育児は
全く関わらず、
妻に家出される。
2日で帰ってきてはくれたが
仕事も家庭もボロボロ状態。
お金と人に深く悩み、
一度は身を投げたが未遂に終わる。
そんな自分が情けなく
「もう一度死ぬ気で頑張ろう」
と一念発起。
一からやり直し、自分の想いに
共感してくれる人材を集め、
ダメ出しの指導から、
ほめる指導へ180度転換。
年間車検台数200台から
3年で1000台を超し、
車検台数地域NO.1になる。
そんな経験をもとに
「社内の人間関係で孤独になり、
空回りしている経営者を救済する」べく、
セミナー講師に転身。
2018年にセミナー講師の甲子園
セミナーコンテストグランプリで優勝。
自身の壮絶な体験から導き出した
経営理論と実践力と情熱をもって
「社長がいなくても社員だけで
自走する会社で世の中を溢れさせる」
ことをビジョンに、
オリジナルメソッド
「ほめちぎる人財育成メソッド」
「ほめて売上アップするセミナー」を
全国で展開。
これまでに13,000人以上が受講し、
「ほめることで社内が変わった」
「ほめることが増えるにつれて
スタッフの表情が明るくなり、
売上げもアップした」
「社員が自分たちで
考えられるようになった」
などの声が続出している。
自身も「ほめる・認める」を
18年間毎日実践し、
最も差異化を図れるのは
「人」であることを実感するとともに、
2店舗の自動車店も売上アップ。
リピート率70%超え、
口コミで毎月新規客30件以上、
広告費用ゼロ、
社長が居なくても社員だけで
勝手に会社が回る仕組みを実現。
着実に選ばれるお店になっている。
2021年8月新業態の
メンズ脱毛サロンをオープン。
また、
地元徳島県の四国放送の
人気番組「ゴジカル!」の
レギュラーコメンテーターをしており、
自身のコーナー「ほめタイムズ」も
担当している。
こんな経歴の講師の西村さんに
初めて会ったのは今から7年前。
当時から素敵な笑顔が
印象的な方でした。
それでは昨日の
『ほめたつ講座』で学んだことを
シェアしていきましょう。
まず『褒めるとは?』
あなたにとって
褒めるってどんなことですか?
褒めるとは・・・、
『人、モノ、出来事の価値を
発見すること』
例えば、
人の価値で考えてみましょう。
『気の弱い』という短所がある人が
いたとします。
ポイントは、
この短所を”変換”すること!
気の弱いという短所を
良い方に変換すると
どんな変換が出来ますか?
↓
・まわりを見れる
・慎重に考えられる
・協調性がある
こんな風に変換が出来ますね。
褒める時は
マイナスの部分を
プラスに変えて伝えましょう。
もう一つ考えてみましょう。
『ケチ』という短所を
良い方に変換してみましょう。
↓↓↓
・節約家
・慎重
・先を考えられる
という風に変換出来ますね。
こんな風にマイナスの部分を
プラスに変換する思考を持ちましょう。
では、こんな時は
どうでしょうか?
Aという言葉と
Bという言葉の
どっちを言えば良いのか
迷った場合はどうしたらいいのでしょうか?
その場合は、
どちらの言葉の方が
相手が成長するか、
もしくは
相手との関係性がよくなるか
これを考えて伝えましょう。
冒頭で
褒めるとは価値を発見すること
と伝えましたが、
その価値を発見出来るのは
あなただけです。
ぜひ見つけてあげましょう。
褒めることで
自分の視点が変わります。
視点が変わると
自分が変わります。
自分が変わると
まわりが変わります。
それでは、次のポイントです。
【横で褒めずに、縦で褒める!】
こちらをご覧下さい。
↓↓↓

横で褒めるとは
いわゆる”結果を褒める”ことです。
それに対して
縦で褒めるとはどういうことでしょうか?
こちらをご覧ください。
↓↓↓

↑↑↑
上のイラストは
点線の矢印の部分が『縦の部分』です。
この『縦の部分』を
ほめましょう!
ということです。
例えば・・・、
『前回は50点で今回は90点だったね。
こんなに点数が上がったのは
どんなことがあったの?』
『前回と今回で
どんな気持ちの変化があったの?』
『前回と今回で
どんな工夫をしたの』
という風に
成長のプロセスを褒めましょう。
ここでのポイントは
本人よりも喜ぶくらい褒める!!
ちなみに・・・、
褒めるタイミングは?
今すぐ!!
だそうです。
時間が空けば空くほど
その効果は薄れるので
即時褒めましょう。
時々いるのが褒めたのに
『オレは、そんなことないです~!』
と否定する人。
これって褒めるというプレゼントを
もらったのに
そのプレゼントを叩き返したのと
同じ。
普通の人は
友人からプレゼントをもらったら
叩き返さずに
『ありがとう!』
と言って受け取りますよね。
これと同じ。
褒めてもらったら
『ありがとう!』と言いましょう。
反対にこんあシチュエーションも
ありますよね。
自分が相手を褒めたのに
相手が否定した時。
こういう時のポイントは
主観的に褒めればOK!
つまり、否定されても
『オレはそう思うよ!』
と言い切ることです。
ここでカンタンに褒めれるようになる
5つのワードをご紹介♬
・すごい!
・さすが!
・素晴らしい!
・素敵!
・最高!
↑↑↑
この5つのワードは
明日からすぐに使えますね。
続いては
自分の部下や後輩が
こんな時はどうでしょうか?
『あとちょっとなんだけど・・・。』
『ツメが甘いんだよな・・・。』
↑↑↑
こんな時は
『おしい!!』
というワードで対応しましょう。
それでは少しレベルを上げて
今度は、
【心に響く褒め方】
この心に響く褒め方のポイントは、
事実と自分の気持ちで
サンドイッチすることです!
↓↓↓

↑↑↑
例えば朝に、
キレイにお掃除をしてくれた人が
いたとしたら・・・。
事実~
キレイにお掃除
褒めるorありがとう
自分の気持ち~
・嬉しかった
・気持ち良く仕事が出来た
これをつなげると
↓↓↓
『○○さんがキレイに
お掃除してくれたから、
朝から気持ち良く
仕事が出来たよ。
ありがとう!』
という感じですね。
ぜひやってみましょう。
ちなみに・・・、
最上級の褒め言葉って
何だと思いますか?
それは
『ありがとう!』です。
根本的なお話ですが、
人は褒められたいのではありません。
誰かに役に立ちたいのです!
誰かに感謝をされたいのです!
では、続いての質問です。
『ありがとう!』の反対は
何でしょうか?
それは
『当たり前』です。
ありがとうの反対は
当たり前。
当たり前って恐ろしい気持ちです。。。
・ご飯を作ってくれて
当たり前。
・掃除をしてくれて
当たり前。
・洗濯してくれて
当たり前。
当たり前とは・・・、
誰かの頑張り屋努力、
誰かの誠意、
その人への感謝、
これらが当たり前に
隠れてしまっています。
注意したいですね。
今回、講座を受けてみて
ハッとした瞬間がありました。
それは・・・、
褒める時と叱る時で
自分の視野が変わるということです!
褒める時、もしくは
相手の長所を見ようとすると
視野が広がるというか、
目の前が明るくなっていく
感覚になるのに対して、
叱る時、もしくは
相手の短所を見ようとすると
『ギュイーン!』と
視野が狭くなる
目の前が暗くなっていく
感覚になったということです。
最後に西村さんは
こんなことを話していました。
『日々の承認という土台の上に
褒めると叱るがある!』
いかがでしょうか?
明日からすぐに取り入れられるのも
いくつかあったのではないでしょうか。
知識を仕入れて終わりではなく
ぜひ、実際に行動をしてほしいと思います。
最後に・・・、
理容師である私がなぜ
このようなブログを書くのか?
についてお伝えします。
ブログを書き始めて
早いもので16年目に入りました。
ブログを書き始めた当初は
『集客』や『売上』のために
書いていました。
当初は
『髪型のビフォア&アフター』を
書いていたのを覚えている方も
いると思います。
やがて
こんな想いが芽生えました。
↓↓↓

現在、
中学2年生と小学5年生になる
二人の息子たちを見ていますと
親としてどこまで
伝えられるのか?
という想い
日々かられています。
そしてその想いは
もしかすると同じ父親同士、
お客さまとも
通じるものもあるのでは?
と、勝手ではありますが
そう感じている部分もあります。
であれば外見という
うわべだけを磨くのではなく
内面から磨くべきでは?
そんなことを想う時が
あります。
とはいえ、
私自身、髪を切るという志事を
していますが、
技術の世界は奥が深く
まだまだ先は長いと感じています。
そして
まだまだ人生の経験値も
少なく、
当然、お客さまに偉そうに
語るほどでもありません。
だからこそ!
一緒に学んでいけたら良いな
って想います。
今日、この記事をここまで書くのに
2時間以上かかって書きました。
それは自分だけが分かれば良い。
自分だけがやれば良い。
ということではなく
『共有したい!』
という気持ちから書きました。
ずっと褒めるということが
苦手でした。
息子を褒めること。
妻を褒めること。
苦手はすぐに得意には
ならないかもしれませんが
少しずつまずは自分を
変えていこうと思います。
今日の記事が少しでも
あなたのお役に立てれば
嬉しく思います。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
それでは、また次回。
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