タイプ別育毛法〜気虚編④

 

前回の続きです。





ここからは男性型脱毛症とは違うのですが
もし、あなたの周りでこんな方がいたら
知っておいてほしいことをお伝えします。





髪が抜けてきても育毛剤が
圧倒的に効かない状態の方がいます。




それがこの3つです。





①産後


②病気・ケガ


③脱毛症

この3つは、育毛剤を使っても
特に効果が出にくいです。




それは先ほどもお伝えしましたが
気虚と血虚の状態になっているからです。


気虚〜エネルギーが少ない状態

血虚〜血が足りていない状態







順番に見ていきましょう。



まずは①産後の状態から。

出産とは、
人間が新しい命を作り生み出すことです。



これってものすごく
「気と血」を使います。



消耗します。





ただでさえ、出産で気と血を使い
大量に消耗しているのに
産後に授乳でさらに血が減ります。




また、夜中でも赤ちゃんが泣くと
起きてその世話をすることで

睡眠不足になり
気と血が足りなくなります。





これが出産後に髪が抜ける理由です。







次は②病気やケガについてです。

 

 

 

 

・入院

・手術

・抗がん剤

 

 

手術をして身体にメスが入ると
その部分を治そうとして
そこに血が集まります。




また、



病気で身体に悪いところがあると
そこを治そうとするので
気と血が大量に使われます。




そして


薬などの化学物質は消化をするのに
大量に気と血を使います。





髪は血の余ったものでできています。




病気やケガをすると
それらを治すために血を大量に使われるので
血が足りなるため髪が生えにくくなります。





最後は③脱毛症についてです。

脱毛症は、男性型脱毛症と言われる
いわゆる薄毛ではなく

円形脱毛症のように
部分的にある日突然、
抜け落ちる症状です。




円形脱毛症は、病院に行っても
原因不明とか自律神経失調症と
診断されますが

改善するには「気」の概念を
知っておくことをおすすめします。








実は私たちは生まれもった
体質があります。





薄毛になりやすい体質とか
円形脱毛症になりやすい体質があります。





それがこちらです。




↓

 

男性型脱毛症(薄毛)になりやす人は
「気」は多いですが
「血」が少ない体質です。






反対に




円形脱毛症(脱毛症）になりやす人は
「気」は少ないですが
「血」は多い体質です。

 

 

 

あなたの周りにいる薄毛の人を
思い浮かべてみてください。



どちらかというと元気いっぱいで
エネルギッシュな人。


声が大きくて筋肉質な人。

こんな人って気力が
充実している感じがしますよね。



でも、このタイプの人は
血が足りていない場合が多いです。




なので



血が足りなくて起こりやすい
ガン、脳卒中などの
生活習慣病になりやすいです。






例えるならば・・・、



「気」は、髪の工場です。

そして

「血」は、髪の材料です。






なので




薄毛の方は、
髪を作る工場は大きいですが
髪の材料が少ない体質の方です。






このような方は、年齢とともに
髪が薄くなっていき傾向があります。




反対に



脱毛症(円形脱毛症）の方は
気が少なくて
血が多い体質です。




このタイプは
髪の材料となる血が多いので
髪がたくさん作られるタイプです。




なので


こういう方は元々、
髪が太く、硬い傾向があります。





ただし、



気力の「気」が少ないので
声が小さく、疲れ気味の傾向があります。


また、身体が細めの傾向があります。




血の中には免疫の元になるものが
ありますが、

血が多いということは
アレルギーの元になる免疫が高いので
免疫が暴走しやすいです。




このような方がなりやすい病気は
橋本病やバセドー病など
免疫の病気になりやすいです。




こういう方は、
気が小さく、血が多いです。



気が小さいということは
髪を作る工場が小さいので

病気や出産などのように
極端に気が消耗されることがあると
髪が作られなくなり

やがて髪がごっそり抜けるという
現象が起きます。





続く