タイプ別育毛法〜気虚編⑤
前回の続きです。

上の図のように気の量が多い、小さい
血の多い、小さいというような
生まれ持った体質はありますが、
年齢と置かれている環境によって
身体の症状は変わります。
こちらは自律神経について
表した図です。
↓

自律神経には、
交感神経と副交感神経の2つがあります。
元々男性は、交感神経が優位で
薄毛や生活習慣病になりやすいです。
そして女性や子どもは
副交感神経が優位で
脱毛症や免疫系のアレルギーに
なりやすいです。
ここからがポイントです!!
上の2つのタイプのどちらも
交感神経が高すぎると
薄毛や脱毛症や病気になります。
これってなぜでしょうか?
こちらをご覧ください。
↓

年齢を重ねるほど副交感神経が下がっていき
反対に交感神経が高くなります。
男性で元々、交感神経が高い人が
さらに交感神経が高くなると
薄毛や生活習慣病になりやすくなります。
そして
元々、副交感神経が高い体質の人が
交感神経が高くなってしまうと
元々の体質とは逆になるので
バランスを崩して
脱毛症やアレルギーになりやすくなります。
そもそも交感神経とは
頑張ろうとする神経です。
その頑張ろうとする神経というのは
「気と血」がたくさん使われるということです。
その結果・・・、
病気や抜け毛が増えるということです。
一般的に、薄毛や体調を崩すと
「年のせいかな?」と思いがちですが
そうではありません。
元々の体質に加えて
今の環境や生活が合わさって
体調不良が出ます。

例えば、
元々、脱毛症のタイプは
気が少なく
血が多い。
なので元々、気が少ないので
生活や環境で消耗すると
気が足りなくなりやすいです。
気が最低限まで少なくなると
脱毛やアレルギーが出ます。
反対に
薄毛のタイプは
環境の変化には強いです。
そのため元気で疲れにくい体質なので
頑張りすぎてしまう傾向があります。
そうなると気も血も消耗して
少なくなります。
やがて生きていくための
ギリギリの量になってしまい
髪を生やすことを止めてしまいます。
いかがでしょうか?
こうならないためには
もしくは
こうなった人は
まずは自分のタイプを知ることです。
そして
自分の弱点を知って、生活を工夫して
病気や抜け毛の予防をするのがおすすめです。

