あなただけのBGM。。






今日のブログは
カットの時の音について
お伝えしようと思います。







カットの施術をしている時に
BGMをかけています。




ですが
今回のその音とは違います。







お客さまの髪をカットする時
お話をする方と
しない方がいます。








お話をしない方は
ずっとカットする所を
見ている方もいますし、

ずっと目を閉じている方もいます。





目を閉じている方も
カットが終わると

一瞬、目を開けます。






そこでこんな言葉が・・・。

↓↓↓


『ハサミの音って良いですね。』






ハサミの切れが悪くては
当然、良い音は出ません。





しかし、





カット中に良い音を出すためには
それだけではありません。





カット中の音について
意識するようになった出来事があります。







今から16年ほど前に
都内のサロンに勤務していた頃。





当時、
支店長をしていたころです。





そんな時、
その支店を改装することになりました。




改装工事の期間中
2週間以上お休みするので

その間はもう片方の店舗(本店)で
仕事をすることになりました。





本店には師匠がいます。







師匠の前で仕事をするのは
2年ぶりでした。






その時、
私は2つの気持ちがありました。



1つは、
『オレ、ここまで上手くなりました!』
という気持ち。





もう1つは、
緊張の気持ち。




『先生の目は、すべてを見抜く!』







そんな気持ちを持ちながら
私は次々とお客さまをカットしていきました。






カットの出来を褒められるのか?




それとも何か指摘をされるのか?







ドキドキしていました。









次の瞬間
師匠は私に言いました。





その言葉は
先ほどのどちらでもない言葉でした。







師匠
『佐藤!カットが早すぎる!!』






当時、私は1時間に
3~4人カットしていました。







店長として次々と
お客さまをこなすので
スピードが命でした。







師匠は続けてこう言いました。




『佐藤、カットは快感技術だ!




お客さまがカットをされていて

その感触、
ハサミの音


それらすべてが気持ちのいいもので
なければならない。



お前は確かにカットは早くなった。



でも、それだけだ。



豆腐の角を優しくそっと切るように
お客さまの髪を優しく切りなさい。』





改装工事の期間、



2週間の間に師匠から声をかけて頂いたのは
これだけでした。





たったこれだけですが
この言葉は10年以上たった今もなお
私の胸の中で大きく存在しています。







カットが終わった後


お客さまが
『あぁ~気持ちよかった!』
そう思って頂けるように
これからもカットします。





あの時の師匠の言葉を胸に。。。


それでは、また明日。



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