2024年2月16日 / 最終更新日時 : 2024年2月18日 gain gainer経営塾 これを実現するためだった。 今日は研修最後の日でした。11月からシリーズで受けていました。↓↓↓ コーチングを学ぼうと思ったキッカケ総集編 研修が終わった後DVDを見る時間がありました。そのDVDは星野リゾートの社長の星野佳路さんがNHKの『プロフェッショナル』で取り上げられていたものでした。星野さんのご実家はホテル経営をされていました。星野さんはご自身はそれまで外資系の銀行に勤めていました。そんな星野さんが30歳の時に実家のホテル再建のために帰って来ました。そこから従業員のためにマニュアルを作るなどして再建を試みました。しかし、従業員はことごとく辞めていきました。『星野にいたら殺される』辞めたスタッフが言った言葉です。経営が上手くいかないから再建するために今までよりも働いてもらう。でも、経営が上手くいかないから売上が上がらない。売上が上がらないからお給料が上げられない。結果、給料が安くて死ぬほど働かせる。 先ほどの『星野にいたら殺される』はこのような状況から出た言葉でした。お金もない社員もいないそんな中で星野さんは残った社員を宝と考えました。そして残った社員に『任せる』ということでした。任された社員は今、出来ることを必死に考えて取り組んでいきました。社員たちが少しずつやる気になっていく。そして復活をしていきます。その後、同じように他所のホテルを再建していきます。経営が行き詰まっているホテルを再建するのは生半可なことではありません。そこで星野さんは行き詰まっているホテルに出向き、残った社員たちに聞き取りをしました。自分たちのホテルの強みは何か?受付の人お掃除の人調理の人仲居さんみんなで考えます。自分たちのホテルを利用している人はどんな人なのか?家族連れなのか?シニアの団体なのか?カップルなのか?3世代なのか?女子会なのか?分析をしていきます。そして宿泊料はいくらが適正なのか?星野さんが決めるわけではありません。すべて従業員が決めます。自分たちの強みを生かすとどんなお客さまが理想のお客さまなのか?そのお客さまに喜ばれるホテルはどんなホテルなのか?料理は?サービスは?お部屋は?星野さんが決めるのではなく従業員が決めていきます。この頃には自分たちのホテルを再建させる!という意識が芽生え活発になっていきます。そうして従業員一人ひとりが自発的に動けるようになってきます。こうしてホテルが活気づいて再建していきます。働いているスタッフを大切にしてそのスタッフたちの強みを生かして再建していく。映像が私がやろうとしていることを表わしてくれています。私が理容業界をもっと元気になるべきだ!と思い理容専門コーチとして何かをしたい!!では具体的に何をするべきなのか?それをこの星野リゾートが表わしていました。私がこの4ヶ月で学んでいたのはこういうことだったのか!!ハッキリと見えました。11月から8回にわたり人の強みの活かし方を教えて頂きました。学びはまだまだ続きますが今日が最初の区切り。深い学びを与えて頂きありがとうございました。 研修を受けるあたり月に2回、金曜日の夕方に店を閉めてお客さまのご予約にご迷惑をおかけしました。ご協力を頂きましてありがとうございました。コーチとして、お客さまへの関わり方として、子どもへの接し方としておかげさまでとても良い学びが出来ました。これから少しずつ復習をしながら実践していきます。そう決意した夜。 FacebooktwitterHatenaPocket コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト