オレがやったことは虐待なんじゃないか?そう想った日。

こんにちは、たかひこです。





今朝、長男の学校を休ませました。




昨日の夜、妻から
『薬を飲まないで吐き出していた!』
と聞きました。



我が家の長男はアレルギーを持っています。

そのアレルギーの治療のために
毎日薬を飲ませていました。


正確には薬ではなく
アレルギー物質を飲ませています。


毎日少しずつ摂取することで
身体に慣らしていき
アレルギー反応が出ないようにする
治療をしています。






その薬が嫌で長男は
今までに何度も吐き出していました。



鼻水をかむふりをしたり
口をすすぐふりをしたりして…。

何度も注意したのですが
直りませんでした。




昨日の夜
私は『明日の学校は休みなさい』と
長男に伝えました。



長男は泣きながら
『嫌だ、絶対に行きたい!』
と何度も私のところに訴えてきました。




次の日の朝


前日に伝えたように
長男に『今日は学校に行かなくていい!』
と言いました。



泣きながら嫌だ!と
私に訴える長男に対して
もう一度
『今日は学校に行かなくていい!』
と言いました。


そして学校に電話をしました。


『今日、息子を休ませます。
と言っても
体調が悪いわけではありません。


(一連の流れを先生に話しました)


息子も学校に行きたがってるし
そんな息子の姿を見るのも
私は好きです。


なので私自身も行かせたいです。


でも、ウソをついた重みを
息子には知ってほしいので
今日は休ませます。

変な親だと思うかもしれませんが
これが私の子育てです。

どうか心配なさらずに
今日、一日だけ目をつぶってください。

明日は行かせますので。』


そう言って
電話を切りました。




その日の夕方
長男が私に話があると来ました。

長男
『もうウソはつかないので
明日は学校に行きたいです。』

たかひこ
『絶対にウソをつかないならば
明日から行っていいよ。』

長男
『分かった。』

たかひこ
『あのな~。
お前が学校が好きなのは知っている。

そしてお父さんも
お前に学校に行ってほしい。


でも、今日は行かせなかった。




その理由は
お前がウソをついたからだ。』

長男
『うん』

たかひこ
『お前は自分でも分かっているように
アレルギーを持っている。


で、お前もアレルギーを
治したいと思っているだろ?』

長男
『うん。』

たかひこ
『治したい!と思っているのに
治す薬を飲まないで捨てていた。 

それで治るかな?』

長男
『治らない!』

たかひこ
『そうだね。

それじゃぁ、治らないよね。

お前が今やっている
アレルギーを治すやり方というのは

毎日ちょっとずつ薬(正確にはアレルギー物質)を飲んで
身体に慣らしていくというものだよね?』

長男
『うん。』

たかひこ
『で、そのお薬はだんだん強いものに
変えていくんだったよね?』

長男
『うん。』

たかひこ
『いつも薬を飲んで
その後、時間を計って
細かくお前の体の状態をお母さんは見ているよね?』

長男
『うん。』

たかひこ
『で、お前の体に変わったことがなかったら
そのお薬はだんだん強くしていく。

それはお前の体が
もうこのくらいのお薬を飲んでも大丈夫だ!

もう次のレベルの強さのお薬を飲んでも
OKだなってお医者さんが考える。


それは


お父さんも、お母さんもお医者さんも
お前がちゃんとお薬を飲んでいる
と信じているからだ。

ここまで分かるかな。』

長男
『うん、分かる。』

たかひこ
『でも、お前がウソをついていたら
今度は新しい強いお薬を飲んだ時に
アレルギーの反応が起こったら
息が出来なくなって
お前は死んでしまうかもしれないんだ!

お父さん、お母さんにとって
お前はとっても大切な大切な宝物だ!

だから、お前がそんな風になるのだけは
絶対に嫌なんだ。


お前だってお友だちと
遊べなくなったら嫌だろ?』

長男
『うん。』

たかひこ
『だから、これからはウソはつかないでほしい。


お父さんは勉強が出来なくても
野球が下手でも良いと思うよ。


ただ、ウソは絶対にだめだ!


うそつきの人は
友だちがいなくなる。



だから、ウソはつかないって
約束できるかな?』

長男
『うん、出来る!!』

学校に行かせないことを
朝まで悩みました。


ホントは行かせたい!

学校がとっても大好きな長男に
学校に行って楽しんでほしい!


でも、今日、明日よりも
20年後の長男のことを考えて
休ませて反省させるということしました。



休ませて学校に電話をした後にも
何度も途中からでも学校に連れて行こう!

そう想いました。


何度も、何度も・・・。


形は違えど
これって虐待なんじゃないかって…。






でも、連れて行くことは
しませんでした。


学校の先生は多分
変な父親だな…。』
『変わったオヤジだな…。

と思うでしょう。


でも、人からどう思われようが
オレが世界一愛している長男に

アレルギーが治ってほしくて!
アレルギーの事故が起きないように!
ウソをつく人間にならないために!


私が決めた決断です。



【プロフィール】

ゲインオーナー
佐藤陽彦(さとうたかひこ)

過去50店以上ヘアサロンを渡り歩いた
お客様に言われた言葉。

『ここで切ってもらったら
他には行けない!』と、口コミするお店。


それが茨城県北茨城市にある
バーバーショップゲイン。


おしゃれとは無縁で
過ごした野球部時代。

短い髪でもバランス一つでここまで
カッコよくなるんだ!って知りました。

そんな経験を少しでも多くの人に
感じてほしくてヘアデザインを学びました。

男性専門にのべ5万人以上の髪を
扱ってきたからこそ

美容室とは絶対的にちがう
バーバースタイルを提供します。

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