悩み、葛藤・・・。



今日は今、
抱えている悩みを書こうと思います。





現在、毎月一人二人と
お客さまが離れていっています。




常連のお客さまです。







その一番の原因は・・・、



『予約が取れないから!






お客さまの立場からすれば
自分が思うように
予約が取れないというのは
ストレスなんだと思います。




そんなストレスを軽くしてあげたくて
次回のご予約をその場で取れるようにしました。






そうすれば


お客さまの髪を切りたいタイミングで
髪を切れる!







 

やがて1ヶ月先まで
予約が埋まりました。




その次には
今度はさらに1ヶ月先、

つまりご来店時に2回分の
ご予約を取れるようにしました。




それが続くと
3ヶ月先、4ヶ月先・・・、


やがて1年間のご予約を
受けるようになりました。




安定しているので
『経営』という意味では
安定しているでしょう。




でもそれは
私から見た目線でのお話です。




ご来店するお客さまの目線で言えば
『行きにくいお店』になっているのでは?


という疑問が
付きまといます。





ゲインは
マンツーマンサロン。




たった一人の
最高のお客さまに


最高の空間で

最高の商材を使って

最高の技術をやってあげたい!

 

 

そんなお店を作りたくて

ゲインを立ち上げました。

 

 

 

 

 

実はこうしたかったのには
理由がありました。





それは都内のサロンに
勤務していた時、


店長時代は
1時間に3人のお客さまをカットするような
スピードを求められていました。




それが10時間以上
毎日続きました。





そんな時に
どうしても流れ作業的な
カットが出てしまいます。




これではダメだ!

お客さまに申し訳ない!


でも・・・、
店長として売上も上げなければ!



その二つの葛藤から
私はカットをパターン化して

スピーディなカットをすることを
選びます。





スピードが上がるので
お店の売り上げも順調に上がります。




とはいえ
自分の全力の技術を提供していない事に
後ろめたさがありました。




そんな経験から
茨城に戻ってからは

時間を気にしないで
全力で髪を切りきる!


という考えで
やってきました。




その形を突き進めたのが
今のマンツーマンの形です。





しかし、
マンツーマンサロンには


一人に対して
全力で出来るというメリットと同時に
デメリットがありました。




それは一人でやる人数には
限界がありました。




皮肉にも

最高を求めたがために
常連のお客さまが
通いにくいお店にしてしまったのです。





新しいお店を作っている時は
『居心地の良い空間を作ったら
あのお客さまは喜ぶかな~


新しいメニューを作っている時は
『あのお客さまにやってあげたい!』



そう思って頑張って来たのに・・・。




売れれば売れるほど
予約が取りにくく

通いにくいお店を
作っていたのです。





とはいえ



先々までご予約をして頂ければ
安定して髪を切れるので
お客さまにとっても良いはずです。





となると・・・




ご予約をきちんと取って下さるお客さまを
優先するのが当たり前になるわけで。。。






そこで・・・、

出来るか出来ないかは置いといて
考えられることを挙げてみます。





その1人を雇う。




マンツーマンサロンとうたいながら
スタッフが2人いるのは不本意。


とはいえ

現状ではご予約が取れにくく
お客さまに迷惑をかけている。


それであれば
カット以外の技術を

別な人にやってもらいながら
カットの枠数を増やした方が良いのでは?


という考えです。





でも、これはやりたくない!




これでは東京時代の二の舞になる!





どんなに気をつけていても
同じ空間に2人、3人というお客さまがいたら

私は目の前のカットしているお客さまに以外にも
気を配らざるえない。



となると



集中力が分散してしまいます。




それでなくても


お客さまのカットで
難しい部位を切る時は

会話をストップして
技術へ集中させて頂くほど。。



なので


今のクオリティーが下がるのが
目に見えているので
やりたくない!

ということです。





次に考えられるのは
お店を出店するという考えです。





私は一人しかいないので
出店して誰かにやらせるという
安易な考えではありません。




私が出店するとしたら
こういうお店を出店するという
仮定の話です。




それは、


エステ、育毛、脱毛を
ミックスしたお店です。




カットはしないお店です。





お顔のエステ

ヒゲや体毛の脱毛

育毛



これらを融合したサロン。



男性のための
グルーミングサロンのゲインとは別に
お店を立ち上げるという考えです。





現在、お顔のエステメニューを
スタートさせたいのですが

今、スタートさせると
さらに予約枠が減ってしまうという心配から
ストップさせています。


それは体毛の脱毛も同じです。



また、ヒゲ脱毛に関しては
カットほど技術が入らないので

別な人材がいるのであれば
脱毛は別な人材に頼むという考え。



もちろん



ゲインのお店の中に
お客さまが二人重なることは
嫌なので


その時は現在のゲインとは別に
お店を作るつもりです。




そして育毛。





これは私が目下
勉強中なので

まだまだ他人に任せるなんて
あり得ないのですが

4年~5年後には
育毛に特化したサロンを
作りたい!

という考えがあります。





最初のカウンセリングは
私が行い、

その後
安定してきたら

育毛メニューの技術は
代行してもらうという考えです。





育毛のメニューの中で
人によっては1週間に一度。

もしくは
2週間に一度。


必要なケアメニューがあります。




それらのケアメニューを
代行してもらうということです。






カットも大事。

育毛も大事。



とはいえ
私の限界を超える人数は
対応しきれません。




そんな日々を過ごすうちに
今回のようなことを考えました。




人がいないから出来ない。

お金がないから出来ない。



そんな発想では
何も生まれないと思います。




出来るかどうかは別にして
自分のリミッターを外して考えてみた結果

今回のようなアイディアが
出てきました。







たかひこ・・・、
どうする。。





何年も通って頂いたお客さまとは
いろいろな会話をしてきました。




髪のこと。


薄毛のこと。


家族のこと。



たくさんお話してきました。




1ヶ月に1回
1時間以上会う。




考えて見れば
それは親友よりも長く
接している時間かもしれません。





そんな付き合いがあったお客さまが
ゲインに通いきれなくなる
という方が


毎月1人、2人と
出てくる・・・。







ただ、ただ



寂しいです。






仕方がない・・・




で片付けられない
想いがそこにはある。





ゲインをオープンするときに
心から応援してくれた方々が
通い切れなくなる。





売上がどうこうではなく
寂しいんです。






今から14年前のことです。





当時、結婚したばかりの時期だったのですが
茨城に戻って来たばかりで

新規のお客さまは
月に1人~2人。


増えた売上は
1ヶ月に7,000円。




当然、不安を感じたカミさんからは
『ホントに大丈夫なの?
と心配されました。



それに対して私は
『お客さまの役に立てば
時間はかかるけど

絶対にお客さんであふれた
お店が出来る!』


そう意気込んでいました。




それが14年経って
文字通りあふれたのです。




オレがやってきたことは
ホントに正しかったのだろうか・・・?



お客さまが去る度に
考えさせられます。




迷った時は目指すゴールを
確認することにしています。




ゲインのゴールはこれです。




↓↓↓









判断に迷った時
このゴールに近づくことを選択し
決断したいと想います。





ゲインをオープンして
6回目の夏の夜

自問自答をしながら
このブログを書きました。





最後までお読みいただき
ありがとうございます。





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