静岡のお客さまが感じたgainのもう一つの・・・。
昨日のブログでは
お客さまがgainのお店を他とは違う!
と言って下さったことについて
『基礎』と『基本』の観点から
お伝えしました。
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今日は違う観点から
お伝えしたいと思います。
もう一つ違うこと。
それは『居心地』についてです。
gainのお店は
マンツーマンスタイル。
お店の中には
私とお客さましかいません。
こんな一対一の形を作ろうと思った
キッカケがありました。
今から20年前。
私はある美容室に行きました。
それまで実家が理容室
ということで
髪を切りに行った経験は
ありませんでした。
東京に出てからも
修業先の先輩に
髪を切ってもらっていたので
よそのお店に髪を
切りに行くことは
ありませんでした。
そんな中
自分もお客さまと同じように
お金を出して
髪を切りにいこう!
って思いました。
美容師って
よそのお店に切りに行くことが
ほとんどありません。
身内(自分のお店のスタッフ)に
カットしてもらえれば
お金がかからないから
他所のお店に行かず
完結してしまうんです。
業界の慣習なのですが、
私はこれこそが
ダメなお店を作るパターンだと
思いました。
実は、その気づきの
キッカケをくれたのは
髪を切りに来てくれていた
お客さまの言葉でした。
その方は
ラーメン屋さんを営む方でした。
研究のために
さまざまなラーメンを食べ歩いて
いました。
いろいろとお話を聞いているうちに
『オレ…、
よそのお店に行ったことがない!』
そう気づきました。
他業種であれば
当たり前のことも
ヘア業界では
衝撃でした。
自分がお客さまの立場になって
髪を切ってもらい
シャンプーをしてもらい
自分の財布から
お金を出す。
帰る時に
もう一度来たい!
そう感じるかどうか?
お客さんという立場ならば
当たり前のことなのに…。
マンネリをしていた
自分の感覚を磨き直すために
ヘアサロンをまわりました。
その時に出会ったお店で
印象に残ったお店がありました。
そのお店は3人で営む
美容室。
平日の日中という事もあって
お客は私一人でした。
そこで対応してくれた
スタッフの方の良さもあって
とても居心地のいいお店でした。
帰りの電車の中で
『何であんなに居心地が
良かったのだろう?』
自問自答をしているうちに
カウンセリング時に
まわりにお客さまがいなかったこと。
となりに女性がいないので
気を使わなくて済んだことだ
と感じました。
そう
ただ単に技術が良くても…。
ただ単に接客が良くても…。
居心地というのは
環境も関係するのか!
そう感じたのです。
今となっては
これが今のゲインを創る
序章になっていたのでした。
薄毛の悩みを話す時に
となりにお客さまがいたら
話しにくい。
くつろぎたいけど
となりに若い女性がいると
緊張する。
お店は気にいっているけど
となりに嫌なお客さんがいるのが嫌だ。
技術が良くても
居心地が悪くてはダメだ!
そんなお客さまの気持ちを
なんとかしたくて
このゲインを創りました。
自分がお客さんだったら
こんなお店がいいな~を
本気で作りました。
ゲインを創って
もうすぐ6年が終わります。
死に物狂いでやってきました。
この6年の間、
開店した時の想いは
いまだに色あせることはありません。
残り2カ月、
きっちりとお客さまを
お迎えしていこうと思います。
まずは掃除からですね。
それでは、また明日。