14年前の父との会話

 

こんにちは、たかひこです。



今日は定休日でした。



定休日を利用して
理容師グループで
カットとパーマの勉強会に
参加してきました。



おかげさまで
お客さまの髪型を作る上で
良いヒントをもらって来ました。






勉強会に参加しながら
思ったことを
今日は書こうと思います。



今回参加したグループとの
勉強会は数年ぶりでした。




私が茨城に戻ってきてから
お付き合いが始まったので
もう14、5年くらいになります。




14、5年前は
私が28か29歳の頃です。




当時、お客さまが来なくて
食べていくのにも困っていた私は

その状況をなんとか変えたくて
いろいろなセミナーに
参加していた時でした。







その頃は、セミナー代はもちろん
東京に行く交通費もキツかったので

少しでも節約するために
高速バスで通っていました。






高速バスは渋滞もあるので
そこも考慮して

絶対に遅れないように
早めの出発にしていたため
いつも朝早いバスで向かっていました。




そんな早朝に
いつも父が高速バス乗り場まで
乗せて行ってくれました。






行きの車の中で、



今日はなんの講習だ?

今日は『集客』の講習なんだ。

そうか~。

昔は、技術さえあればお客さんが
来てくれたんだけどな。




・・・。



・・・。



・・・。





その言葉の後の無言の中に

『こんなはずじゃなかったんだ。

お前に理容の仕事をやらせようと
思った時は

こんなはずじゃなかったんだ。


お前がせっかく頑張って修行して
技術を身につけたのにな・・・。』



そんな言葉が隠れているような
気がしました。




しばしの沈黙の後、


お客さんが来ないのは
オレに力がないだけだよ。

もうちょっと勉強を
してみるよ。




そう言って
私は父の車を降りて
東京行きのバスに乗り込みました。






バスの中で





『理容の仕事をやれ!
と言われたけど

やると決めたのは
オレ自身!


夢は逃げない!


逃げているのは
オレ自身!』


そう心の中で
つぶやきました。



ゲインを作って
ヘアデザインからケアメニューまで
いろいろ作りましたが

もう少しやりたいことが
残っています。



夢の場所までもう少し。




今後ともよろしくお願いいたします。





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