オレ、プール辞めたい!って言われたら

 

 

次男のやまちゃんが
スイミングを辞めたいと
言ってきました。




さて、どうしましょう。




昨日の朝、
『お父さん、プール辞めたい!』



そう言ってきました。



登校直前だったので
きちんと話を聴くので
帰宅後に話そう!
と伝えました。





帰宅後、
また辞めたい!
と言ってきましたが

仕事中だったので
夜に話そう!
と伝えました。





仕事が終わった後に
やまちゃんと話をしました。




たかひこ
『プールを辞めたいって
言っていたけど、

お父さんはやまちゃんの
プールの時間を
見ていないからよく分からないんだ。

だから、ちょっと聴いても
良いかな?』



やまちゃん
『うん、いいよ。』



たかひこ
『今のスイミングのお話を
聴かせてね。


やまちゃんは今、
どんな事が出来るの?』



やまちゃん
『う~んと、

平泳ぎと背泳ぎと
クロールが出来る。

バタフライは練習中。』



たかひこ
『そうか、そんなに泳げるんだね。
お父さん、知らなかったよ!(^^)!


ちなみに、バタフライは練習中って
言ってたけど

泳げるのを10とすると
今はどのくらいなの?』




やまちゃん
『1くらい』


たかひこ
『そうか。
始まったばっかりなんだね。


やまちゃんは
泳いでいる時って
どんな気持ちなの?』



やまちゃん
『分からない、
好きでも嫌いでもない。』





たかひこ
『楽しいって思うときは
どんな時かな?』



やまちゃん
『ない。』




たかひこ
『楽しくない時って
どんなことを考えているの?』



やまちゃん
『もっと遊びたいな~
って思う。』



たかひこ
『そうか~、
もっと遊びたい!
って思うんだね。

具体的には
どんなことをして遊びたいの?』



やまちゃん
『銃!!』




 

 

↑↑↑



やまちゃんの好きな銃

 

 

 

 

たかひこ
『やまちゃんは、
銃が好きだもんね!(^^)!』





やまちゃん
『うん!!』


たかひこ
『銃で遊ぶ時より
楽しいことはあるの?』



やまちゃん
『ない!』



たかひこ
『そうなんだね。

スイミングを辞めたとして
やまちゃんが手に入るのは何かな?』



やまちゃん
『遊ぶ時間。』




たかひこ
『そうか~、遊ぶ時間は
増えるね。


じゃぁ、スイミングを辞めたとして
無くなるものは何かな?』



やまちゃん
『ない!』





たかひこ
『やまちゃんは、
どんな大人になりたいの?』



やまちゃん
『ユーチューブでやっている
銃で遊ぶ人になりたい!』



 

 

たかひこ
『やまちゃんは、YouTuberみたいに
なりたいの?』



やまちゃん
『ううん、YouTuberではなくて
仕事は別にやって
こんな銃とかを使って遊びたい!』



たかひこ
『そうか、楽しそうだね。
銃で遊ぶ時にやっといた方が
良いことって何かあるのかな?』



やまちゃん
『仕事を見つけること』


たかひこ
『そうだね、働かないと
銃もかえないからね。

どんな仕事をしたいの?』


やまちゃん
『給料の高い仕事』


たかひこ
『なるほど~。
給料が高ければ
好きな銃も買えるもんね!


例えばだけど、
①時間働くと1,000円もらえる
仕事があったとするよ。』


やまちゃん
『うん。』


たかひこ
『やまちゃんが③時間働いたとしたら
いくらもらえるかな?』


やまちゃん
『3,000円!』



たかひこ
『そうだね。

では、やまちゃんより体力があって
⑩時間働ける人がいたら
その人は①日でいくらもらえるかな?』



やまちゃん
『1万円』



たかひこ
『そうだね。

その人が㉚日働いたら
30万円、

やまちゃんが㉚日働いたら
9万円。



その差は
21万円。


①年間で言えば
252万円の違いだね。


どう思う?』




やまちゃん
『すごい差だと思う。』




たかひこ
『お仕事でお給料をもらうことは
その人の能力によって違うから
簡単には言えないけど

今、お父さんが言った働く時間を
”体力”という言葉で考えてみよう!



やまちゃんは、体力が無くて
①日③時間しか働けない。


別の人は、体力があって
①日に⑩時間働ける。


長く働けるから良い
というわけではないけど
どんな仕事も”体力”は必要なんだ。



”体力”には
筋肉を使う体力もあれば

集中するために使う
体力もある。


集中力と体力は
関係があるからね。



ここまで分かるかな?』





やまちゃん
『うん、分かる。』




たかひこ
『体力って大人になってから
つけようって言っても
なかなか、難しいんだよね。


子どもの時に身につけた
体力って大人になっても
つづくっていうか
大切なんだよね。



だから、お父さんは
体力のある人になって欲しくて
やまちゃんが4歳の時に
スイミングを勧めたんだよ。』



やまちゃん
『ふ~ん』




たかひこ
『お父さんは、
やまちゃんがスイミングを続けても
辞めてもどちらでも応援するよ。



ただ、辞めたらば他に何か
同じように頑張らないと
体力は身につかないかもね。


銃で遊ぶ時間が欲しい!
って言っていたけど

やる事をやらなかったり
勉強が終わらなければ
お父さんは銃で遊ぶことを
OKはしないよ。



分かるかな?』





やまちゃん
『うん。』





たかひこ
『よし、では
まとめるよ。



スイミングは大人になっても
役に立つ体力が身につく。


銃で遊ぶのは
やるべき事が終わった時だけ。




これらを④日間考えて
日曜日の夜にもう一度聞くから
その時に教えてね。



どんな答えを出そうが
お父さんがやまちゃんを
応援する事に関しては変わらないから


やまちゃん自身にとって
良いと思うことを教えてね。』



やまちゃん
『うん。』

 

 

 

 

 

いかがでしょうか?


子どもの習い事の辞めるタイミング。




親ならば迷いが出る所ですよね。




今回、私が意識したのは
この3つ。



○傾聴

○ダウンローディング

○価値観





傾聴とは
ただただ、聴くということです。



ダウンローディングとは
良い、悪いを判断しない
ということです。


価値観とは
人それぞれ大切にするモノが
違います。




よくあるのが
好きなことをやって欲しい
楽しくやって欲しい


と言うわりに
親の価値観を押しつけるパターン。




いわゆる
コントロールしようとすることです。




人は誰しもコントロールされるのを
嫌がります。



自分で判断したいからです。




自分で判断したいのに
相手が自分をコントロールしようと
していると感じたとき
拒絶します。




なので私は今回
次男の考えていること、
言うことを

ただ聴いただけです。



そして時間軸を取り入れて
6年生までやり続けた体力と
今、辞めた場合の体力の違いを
考えてもらいました。



その結果、
どうするか・・・?


それは次男の自由です。



それでは、また明日。









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