この人、私の話を聞いてないな~
今日のお話は
『お話の”聞き方”』について。
コーチングの勉強をしていて
人の話の聞き方について
面白いと感じた学びがあったので
自分の言語化のためにも
ここで書いてみようと思います。
まず、こちらをご覧下さい。
↓↓↓
聞く
訊く
聴く
この3つの”きく”って
あなたはどのように使い分けていますか?
一般的に言われているのは
『聞く』というのは
『聞こえてくる』というニュアンスですよね。
つまり、
『音』としてとらえているとも
言えるでしょう。
次に『聴く』というのは
先ほどの『聞く』よりも
しっかりと相手の話を聴くイメージですよね。
私もずっとそんな風に考えていました。
しかし、これらの三つの『きく』は
ちょっと違うものでした。
まず『聞く』について。
この『聞く』は、先ほどの
”音”として『聞こえている』という
『聞き方』です。
イメージ的には
上司に話をしていても
その上司が、何かの作業をやりながら
話をしている感じですね。
次に『訊く』について。
この『訊く』は
相手の話を聞きながら
何を話そうかを考えながら
聞いている場合です。
つまり
相手の話を聞いて
良い、悪いをジャッジしている感じですね。
そして最後は『聴く』について
これは相手の話を
ただ、ただ聞いている状態です。
聞きながら相手が
どんな考えをもっているのかな?
何を言いたいのかな?
って聞いている感じです。
自分の価値観で判断しないで
相手を知ろう!
という気持ちで
ただ、ただ聞くのがこれにあたります。
部下が上司に話をしても
『上司が聞いてくれない!』
というのは
『聞く』になっているか、
もしくは
『訊く』になっている場合です。
相手の話を自分でジャッジしないで
『聴く』というのが
本当の意味での『聞き方』なのかも
しれませんね(^_^)。
それでは、また明日。