ここが原点!

 

こんにちは、茨城県北茨城市の
バーバーショップゲイン、佐藤たかひこです。





先日ご来店の高校生のお客さま。




実は、久しぶりの来店でした。
予約が取れずに他店でカットを
していたようです。




久しぶりに会って
お話をしながら髪の状態を確認しました。






このお客さまの髪は多く、
硬く、太い髪質。





前回、カットをした担当者の
苦戦ぶりが現れていました。





丁寧に整えながら
カットをしていくことで
徐々に形に仕上げていきます。




仕上がると笑みがこぼれる高校生に
ふと思い出しました。





オレが今回の高校生のお客さまと
同じ高校3年生の時のことです。





野球部を引退して
丸刈りを卒業をして
髪を伸ばし始めた時、

どんな髪型にしていいか
分かりませんでした。





『どうしたいの?』
と聞かれても
なんて答えていいか分からず
結局、お任せ。




でも、仕上がりは
思ったような髪型ではありませんでした。






ここがオレの原点です。







お客さまはやりたいこと、
思ったことを口にできる人ばかりではない。




『どんな風にしたいの?』
と聞かれても
それが分からないんですよね。





どんなのが似合うのか?


どんなのがおすすめなのか?





高校生時代のオレは
『ここはこんな生え方だから
こんな風にするとカッコ良くなるよ!
だから今回はこうするね。』



↑↑↑

こんな感じが理想でした。





もちろん、丁寧に聞いていくのも
ありですが、

圧倒的に分からない場合は
提案型というか、
引っ張っていく気持ちも
理容師には大切だと思います。






例えば車の事で言うならば、
オレは車の構造などは
くわしくありません。



そんなオレに修理箇所を
どうしますか?

と聞かれても
『良いようにやってくれよ!』
としか言えないんですよね。



これが丸々、
髪型にも当てはまると
思うんですよね。




オレが高校3年生の時、
こんな人が身近にいたら良かったな~
と思った人になりたいと想い
邁進してきました。




今回の高校生のお客さまにとって
そんな存在になれたら嬉しいです。



それでは、また明日。

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