シャンプーへの想い

昨日のブログで
ヘッドスパについて書きました。

体験スパについて

今日はシャンプーについて
書きます。

床屋さんのシャンプーって
前かがみ式です。

ちなみに
スタンドシャンプー
というものもあります。

専門学校でも
教わるのですが、

通常はお店に入ってから
さらに深く学びます。

お店で働くようになって
最初のうちは
掃除の仕方を教わります。

その後
シャンプーの練習をします。

細かい指の使い方。
力加減。
お湯の流し方。

などなど。

ある時に

先輩
『オレがシャンプーしてやるから
椅子に座れ！』

そう言われ
先輩にシャンプーを
してもらう機会がありました。

その時、オレは初めて
シャンプーで感動をしました。

それまで
理容店の息子として
育って

親や従業員に
何度もシャンプーをしてもらいました。

また専門学校に入ってからも
生徒同士でシャンプーをしたり、

学校の先生にやってもらったことが
ありました。

しかし

その先輩にやってもらった
シャンプーは

それまで自分が味わった
どのシャンプーよりも
はるかに気持ちが良かったのです。

『オレもこんなシャンプーが
出来るようになりたい！』

そう想って営業が終わると
毎日夜な夜な
シャンプーの練習をしました。

一般的な美容室は
1カ月から3カ月くらいで

お客様のシャンプーを
するようになります。

でも、オレが初めて
お客様のシャンプーをしたのは

お店に入って
6カ月以上経過していました。

もの凄く不器用だった
オレはなかなか
お客様のシャンプーをしても良い
という許可が出ずに

いつになっても
掃除ばかりしていました。

しかし、

掃除をしながらでも
いつもお客様をシャンプーしている
先輩を見ていました。

そしてお客様の好みを
探っていました。

『このお客様は
お湯の温度はぬるめが好きなんだな。』

『このお客様は
強めのシャンプーが
好きなんだな。』

そうして
月日は流れ

シャンプーを練習しはじめて
半年が過ぎました。

チャンスは突然
やってきました。

当時の店長が
『佐藤、シャンプー入れ！』

いきなりの言葉に
驚きながら

お客様に
シャンプークロスをつけて

シャンプーを行いました。

いつも先輩がやるのを
見ていたお客様で

強めのシャンプーが
好みの方です。

足がガクガク震えながら
必死にシャンプーをしました。

順番を間違えないように、
頭皮に指が当たる位置、
頭皮に当てる各指の力加減の割合。

今まで半年間で習った
全ての技術を注ぎました。

たった一人シャンプーしただけなのに
たった6分間シャンプーしただけなのに
全身に汗をかいていました。

シャンプーを終えて
最後にタオルで
髪をふき終わった後、

お客さま
『あ～気持ち良かった！』

そう言って頂けました。

嬉しかったです。
身体の底から喜びました。

オレの半年間は
このたった一言で
報われた気がしました。

後になって
先輩から聞いた話では、

そのお客さまは
とても気難しいお客さま
だったそうです。

そのため
他の先輩方は

ひやひやしながら
オレのシャンプーを
見ていたそうです。

この日を境に
オレはお客さまをたくさん
シャンプーするようになりました。

シャンプーは毎日行います。

オレにとっては
毎日のシャンプーでも

お客様にとっては
月に1回のお店でやってもらう
シャンプーです。

あの日、
初めてシャンプーした気持ちを
忘れないように

これからもお客様の
シャンプーをさせていただきたいと
想います。

過去50店以上ヘアサロンを
渡り歩いたお客様に言われた言葉。

『ここで切ってもらったら
他には行けない！』

と、口コミするお店。

それが茨城県北茨城市にある
バーバーショップゲイン。

おしゃれとは無縁で
過ごした野球部時代のオレ。

短い髪でもバランス一つで
ここまでカッコよくなるんだ！
って知りました。

そんな経験を少しでも多くの人に
感じてほしくて
ヘアデザインを学びました。

男性専門にのべ5万人以上の髪を
扱ってきたからこそ

美容室とは絶対的にちがう
バーバースタイルを提供します。

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初めての方はこちらを
読んでください。